「金の斧、銀の斧」を超ハッピーエンドにしてみた
菊池ゆらぎ
第1話「金の斧も銀の斧もいらない。僕はあなたが欲しい」
あるところに、真面目な木こりがいました。
今日も斧で木を切ります。
ところが手が滑って、
ぽちゃん!
斧が泉に落ちてしまいました。
「困ったなあ」
木こりはしょんぼり。
すると、泉の中から女神さまが現れました。
「あなたが落としたのは、金の斧ですか?銀の斧ですか?」
女神さまは聞きました。
うわあ!木こりは腰を抜かしそうになりました。
こんな綺麗な女性は見たことがありません。さらに
彼女の長いドレスは水に濡れてスケスケです。
「…いいえ、違います。鉄の斧です」
と木こりはやっと答えました。
女神さまは嬉しそうです。鉄の斧を渡して、
「あなたは正直者ですね。金の斧も銀の斧もあげましょう」
木こりは答えました。
「金の斧も銀の斧もいりません。だってここでは必要ないですから。…正直に言っていいですか。私はあなたが好きになりました。一目惚れというやつでしょうか」
「まあ」
女神さまは真っ赤になりました。そして、
「私はある魔法により人間から精霊にされてしまったのです。あなたが真実の愛を誓ってくれれば魔法は解けるでしょう」と、言うのでした。
「誓います」
木こりが右手を挙げて宣誓すると、なんと彼女が隣に立っていました。
「夢のようだ」
木こりは彼女の大きな胸に目をやりました。Gカップはあるでしょうか。乳首が立っています。
彼女は木こりの耳元で、優しい声で言いました。
「これからどうしましょう」
「まず、僕の家に行こう」
2人は肩を寄せ合いながら森へ入って行きました。
(第2話に続きます)
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