第8話 母との買い物!

近くにあるスーパーに着いた


大手の系列のチェーン店だ


近くにこういう店があるのを言うと、皆に羨ましがられる。



でも、もとからあると感謝って薄れるんだよね


自然の多いところに住んでる頃は


それこそ、3キロぐらい歩かないと無かったから


それ思い出したら感謝だなって思う。



最初に見えたのが生鮮野菜が置いてあるところだ


私には、特に用はないんだけど


母さんが興味深げに見ていた。



母「野菜の半額品ないかしら」


さすが主婦こういうところはしっかりしてる。


母「あったあった♪小松菜が半額よ」


そしてそれを2個ほど入れた。



母「さすがにこの時間にお魚やお肉の半額はないわね


 ということでスルーね」


千里「お菓子コーナー行こうよ!」


母「じゃあ行こうかしら」


そして、私達はお菓子のコーナーに向かった


母は、そこにあった板チョコを迷わず入れた。


母「これを何に使うと思う」


千里「お菓子作りだ!」


母「正解」


母は、人差し指を立てて


私の頭をツンと、優しく触れた。


母「フフ…どう?大人って感じでしょ私」


千里「そりゃ大人だもん」


母「両親からは、「あんたはいつまで経っても子どもね」


と言われ続けてきたの」


千里「まあそういう一面はあるけど


それが母さんの魅力になってるんじゃないかな」


母「ふーんまあいっか、いい方に進化したポケモンってことで」


千里「なんか、雷タイプと、炎タイプと、水タイプ


どれかに進化できるってポケモンがいたけどあれ?」


母「それ、私は雷タイプになったのだと思う」


千里「雷タイプは弱点少ないからね」


という他愛のない話をして、メロンパンとアンパンを


買ってもらいそのまま、家に帰ることになった


千里「母さんに持つ持つよ」


母「まだ千里に気遣ってもらうような年じゃないわよ」


千里「母さん運動もしてるからね、これくらい平気か」


そうやって家に帰り


次に何をやろうか迷うのだった。








  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る