答えのない道筋

いつまでも続く答えのない旅


それが人生なんだろう


問題を解決してもまた次の課題がある


いつかくる終わりまでの道筋なのだ


草原に誰かいる?


誰もいない


誰と会っても話しても虚しさが残る

人生は虚しい


ダイヤモンドのような恋なんて

本当にある?


草原に誰かいる?


自分がいるときは誰もいない


生きている間に何をしたか


それが人生だろう


世間が気に入らないからと

非行に走るのは間違いだが

それもまた

仕方ないじゃないか


あの草原は今もある?

今はない


今はないが草原が呼んでる

気がするのだ


あの団地裏の草むらに来いと

そこにいる

虫たちなら何か

知っているだろうか

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る