最後まで一気に読んでしまいましたが、本当に最高でした。面白かったです！

一話目が苦しくて辛くて切なくて、どうにかなるかと思いましたが、読むのを中断することはできずに最後まで来てしまいました。

母からもらった大切なものをあんな風に踏みにじるだけでなく、尊厳までもをけがすような場面は、流石という他ないほどの内面、状況描写かつ、なんとも憎らしいセリフの数々で胸が締め付けられるのを感じました。
辛さだけでなく、繊細な表現だからこそ、こんなにも惹きつけられたのだと思います。

そこからのフラストレーションを解放するかのような展開は随所でときめいてしまいました。
もう橙夜さまがカッコ良すぎました。少ない描写の中でも素敵だと思わされる、運命的な出会いのシチュエーションはやはり最高でした。
どれだけ琉生が救われたかは計り知れませんね。

長文を失礼いたしました。

素晴らしい作品をありがとうございました。