山賊

 ふらふらと、僕は戦場を歩き回っていた。

 その果てで。


「へへへ……こんなところで男がふらふらしているなんてなァッ!」


「家で大人しくおねんねしていればこんなことにならなかったものを」


「お前は一生あたしたちの性奴隷だっ」


 僕は戦場の近くでウロチョロしていた山賊の集団にとらわれていた。

 薄暗い洞窟の中に監禁されている僕は今、両手足を縄で縛られ、そのまま洞窟の中に置かれていた巨大な木の幹にくくりつけられていた。

 そんな僕の前にいるのは目をハートマークにした三人の山賊たち。

 まだ年齢は二十代に見える彼女たちは山賊らしく薄汚い格好で髪などもぼさぼさ。体臭も酷いものだが、それでもこの世界の人間らしく見た目は磨けば前世でアイドルになれそうなくらい整っていた。

 化粧はもちろん。スキンケアもしていないだろうにこの美しさは相変わらず凄いよね。三人のうちの一人がそばかすあること以外、全員が肌に出来物やニキビなどなく綺麗なものだ。


「もう我慢ならねぇ!ほら!お楽しみの時間だぜ!」


 なんて悠長なことを僕が考えていた中で、画面の限界を超えた山賊の女性の一人が自身のズボンを脱いですっぽんぽんになって毛でもじゃもじゃな秘部を押し付けてくる。

 自分の鼻孔をくすぐるのは色々な人との経験を持つ僕でも感じたことのないようなすっぱい激臭だった。


「へへ、風呂に入ったのなんて何年前だろうなぁ?臭いかもしれないけどしっかりカスまで舐めて……ひぃんっ!?」


「べろべろべろべろべろべろ」


 この世界の人間はクン二というものをしない。

 この世界の女性はクン二の気持ちよさを知らず、僕は多くの経験値を持っていてそこそこの技術を有しているという自覚がある。


「ぁぁぁぁあああああああああああ!?」


 ただ舐めるだけで僕は絶叫させ、そのまま骨抜きにしてその体を崩れさせる。


「お、お前っ!?何をした!?」


「なななっ!?」


 崩れ落ちていく一人を見て、残りの二人は動揺の声をあげる。


「舐めろ、って言われたから舐めただけだよ。ふふっ、僕のテクが凄すぎちゃったかな?」


 サクッと拘束を解いた僕はそのまま立ち上がる。


「僕、これまで同時に相手したことのある女性は二人まで。双子の少女と3Pしたことある以外複数人プレイしたことないんだよね。僕一人で女性が三人の4P……ちょっと、不安だったけど、こんなにちょろいなら僕がおもちゃに出来そうだね」


 そして、そのまま魔法でこの場に巨大なベッドを作り出し、骨抜きにした一人を優しくベッドの上に転がす。


「えっ、みんなは初体験どんな体位でやりたい?やっぱり王道のイチャラブ正常位?」


「「痴男だーっ!?」」


「失敬な……何も間違っていないけど、失敬だよ?」


 山賊たちなんて僕の敵じゃない。

 残りの二人もサクッとベッドの上に転がす。


「出張風俗店さ。お代はあとでいただくね」


 そして、僕もベッドの上に乗っかって笑みを浮かべるのだった。

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