第14話
奏は緊張しながら改めて問題点を頭の中で整理し始めた。
まずは諜報員の叔父さんの情報。3カ国で核を持ち出して財産もしくは土地を狙って暴動が起きそうなこと。国民が各国数人いること。日本以外に人が住むのは法律違反なのは当然のことだ。それから陵からの情報。各国のお金は仮想通貨のようなものになっていること。国民に畑を耕し野菜や牛を育ててもらって生活していること。各国のトップはもともとは一つの家族だったこと。
奏「よし。話せる。来週でも大丈夫だよ。」
俊「分かった。本番はゆっくりでいいから、話してみてごらん。各国のトップに来週で日程調整をしよう。」
陵「やっぱり僕の見立ては良かったな。兄さんの勝ちなんだけどね。」
俊「そうだろ?俺もよかったと思ってる。奏、本番はあの白のレースの長袖持っておいで。ここでスワイプで話そう。」
奏は分かったと答えてどう切り出してどう切り込むか考えて俊と陵の2人に相談し始めた。その間にも、陵は各国のトップを集める日程調整を行い、ついに本番前日まで来た。
3/√2 kaoru @kaoru_379
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。3/√2の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます