第10話 不意打ち


 展望所から逃れたセラスたち三人は、三日月湖へ下る険しいS字峠を急いでいた。


 先頭はバートン、続いてセラス、最後尾はメイスである。


「みんなすまない……想いは決して無駄にはせぬ。必ずや薬を持ち帰るからな!」


 セラスはオルトランたちのことを考えると、そう思わざるを得なかった。


「あの場に残ったエルザはどうしただろうか……」


 セラスはあの恐ろしい、黒い戦士のことを思い浮かべた。……嫌な予感しかしない。


「だが、数々の強敵を倒したエルザなら、うまく逃げたかもしれない……」


 セラスはそう願うしかなかった。


 しばらくすると、セラスの後ろからメイスが馬を寄せて来ると、大声をあげた。


「セラス様! 追っ手ですぞ!」


「もう追って来たのか!」


「しかし追手は一人です! ……私が足止めして参ります」


「大丈夫か?」


「これを使ってみましょう……先へお急ぎください」


 メイスはそう言うと、懐から何やら皮袋を取り出して、チラリと見せた。


「おお、メイスお手製の小道具か!」


「まあ、威力のほとんどない、子供騙しですがね。使い所によっては良い働きをしますよ」


メイスはニヤリと笑って馬の速度を落としていった。


 山道の右側は木が生い茂っている暗い斜面で、左側は崖だった。


 道は曲がりくねっているので見通しは良くないため、馬を急がせるにも限度がある。


 一歩間違えば崖に転落するわけだから、乗馬が下手な者にとって恐怖の道と言って良かった。


 メイスはその急カーブの影に身を潜めた。


 そして、追っ手がカーブから飛び出してきた瞬間、丸いボールのようなものを投げた。


 その玉は馬の首にペチャリと潰れて貼りつく。それに驚いた馬がその場で暴れ出した。馬の騎手が慌てふためく。


「あっ、なんだっ!」


 よく見ると、その男はキースだ。


 彼は驚いて馬の手綱を引いていたが、その貼り付いたネバネバした物体は、しばらくするとボン!という音を立てて爆発した。メイスお手製の粘着爆弾である。


「うわっ!」


 馬が一声ヒンと嘶くと、そのまま前倒しに崩れ落ち、キースは落ちる寸前に飛び降りた。


 それをみたメイスは、馬首を返してキースを睨みつけた。


「この裏切り者! 事が落ち着いたら、その首をもらいに行くからな!」


 メイスはそう言い捨てると、セラスを追って走っていった。メイスが振り返ると、キースはトボトボ引き返している。


「わざわざ戦っても、何の得もないからな。早くセラス様に追い付かなくては」


 メイスは馬の腹を蹴って走った。


 ところがメイスがセラスの元へ追いついてみると、驚いたことに二人が象に襲われているではないか。メイスは驚いてしまった。


 このエスタリオン王国に象はいない。


「我々を襲うために、こんな生き物まで国外から連れてくるとは……敵ながら感心するわい」


 メイスは馬を降りると、セラスのそばへ歩いていった。


「お怪我はありませんか、セラス様」


「おお、メイス! 変な動物が暴れているのだ! 恐ろしく力が強くてな。転がっていた丸太などは軽く一蹴りで崖の下だぞ」


 メイスが見たところ、この象は高さが四メートル、幅は一メートル五〇センチほどの大きさだった。このサイズの動物が暴れている脇をすり抜けるというのはちょっと危ない。メイスは唸った。


「セラス様……あれは象という生き物です。剣で刺しても刃が通るかどうか……なかなか固い皮膚をしているのですよ」


「なんとかならんか? 敵は三人ほどだが、その象とやらの尻に隠れて矢を放ってくるのだ」


「そうですなあ」


 メイスは唸った。


「ではコレを使ってみますか」


 メイスは先ほど追っ手の馬を始末した、柔らかいの玉を取り出した。


「何だそれは」


「この玉の中に可燃性の樹脂が入っていましてね。これを火種と一緒に飛ばせば、相手にベットリ付着して、そのままボン! というわけです」


「ほほう!」


 セラスの顔がパッと輝いた。


「あの象を傷付けるほどの威力はないと思いますが、獣ってこういう物が嫌いでしょう。混乱させれば敵も自滅するかもしれません」


「よし、じゃあそれをやってくれ!」


「しかし、私ではこれをうまくあいつに当てることが出来るかどうか……」


 メイスは目をゴシゴシ擦った。するとバートンが手を上げた。


「それでは私が投げてみましょうか?」


「出来るかバートン」


「まあ、お任せください」


 そこからのバートンの行動は早かった。


 敵の目を盗んで風のように走ると、象の足元からその右目めがけて玉を投げつけたのである。


 その玉はペシャッという音を立てて象の右目に命中した。


「パオオーッ!」


 変な液体が目に入ったというだけで象は大暴れした。その時の象使いたちの慌てようは見ていられなかった。なにせ踏まれたり蹴られたりしたら即、死亡という巨大動物なのだから。


 それからしばらくして、象の右目で小さな爆発があった。案の定、大パニックとなって鼻を振り回し、グルグルと回転しながらあらゆるものを蹴り飛ばしていった。もとより狭い山道である。被害を恐れた象使いたちは、象を放置したまま、一頭の馬に三人乗るという無様な逃走を始めた。


 セラスたちは、その暴れっぷりを岩陰に隠れて見ていたが、象はそのうち狂ったように前へ駆け出して、そのまま崖へ飛び込んだのだった。


 それを見たセラスたちは、手を取り合って喜んでいた。


「さすがはメイスだ。素晴らしい小道具だったぞ! バートンも見事だ! よくやった!」


 セラスは飛び跳ねて笑顔を見せた。セラスもさすがにこの難局を打開できたことに、喜びを隠すことは出来なかったようである。


 メイスは懐から皮袋を取り出すと、それをバートンに渡した。


「これは君が持っておけ。あと、3つ、4つ入っている。お前の方がうまく使えるだろう」


「いいんですか、副団長」


「ああ。手札は多い方がいいからな」


 メイスはニコリと笑った。 


 その時、遠くから馬の蹄の音が響いてきた。その音からすると一頭だけのようである。


「蹄の音が聞こえるぞ。エルザが追いついて来たのか?」


 セラスは笑顔で振り返った。


 だが、山影から出て来たのは黒い戦士姿……現れたのは、エルザではなくのジョーだったのである。


 セラスの顔が氷ついた。メイスがセラスの肩を引いた。


「お嬢様! 逃げましょう……急いで!」


 三人は慌てて馬に飛び乗ると、腹を蹴って走り出した。


 最後尾はメイスである。


「さて、小道具はもう一つあるが、あいつに通用するかどうか……隙でも見せてくれるといいのだがな」


メイスは後ろをギロリと睨んだ。


この馬が走る速さはおよそ時速50キロほど。


 そんな速さで走る中、メイスはジョーに接近し、フリスビーのような小型円盤を投げた。ジョーはそれを斧ではじいたが、その瞬間爆発した。


「ぐぬっ!」


 爆竹程度の脅しである。


一瞬、ジョーが怯んだその隙に、メイスはグレイブで殴打していく。刃側と石突側の、棹の両端を交互に打ち付けながら、熟練の技で高速3連打を打ち込んでいった。


 堪らずジョーも斧を振って反撃するが、その斧は空を切った。


 そしてメイスは鉄球を取り出すと、今度は馬を狙って鉄球を投げた。


「あっ」


 ジョーは馬をかばって鉄球を斧で弾いたが、その音に驚いた馬が暴走してグングン加速したのである。


「どう! どう!」


 ジョーは慌てて手綱をさばいて馬を落ち着かせる。


 その隙をメイスが逃すはずはない。ジョーが馬の制御に気を取られている間、グレイブでタコ殴りにしたのだった。さすがは熟練の副団長・メイスである。


「ええい、うっとおしい!」


 苛立ちを隠せないジョーは、力任せに斧を振るってみるが、メイスは馬を巧みに操って斧を躱した。


 だが、峠を越え、下りの急カーブに差し掛かかった時、状況は大きく変わった。カーブを曲がるために馬の速度が落ちたので、ジョーはそのタイミングで馬ごとメイスに体当たりをしたのである。


 これには下りで速度が乗っていたメイスも大きくバランスを崩してしまった。そこへジョーが馬を寄せて来て、2本の斧で突き押してくる。メイスはそれをグレイブで受けたのだが、そのまま押されて道の外へとはじき飛ばされてしまった。


「ああっ!」


 ドサドサーッと、森の斜面を滑り落ちるメイスと馬……。斜面には木々や雑草が鬱蒼と茂っていて柔らかい地盤である。メイスは馬ごとズルズルと……体を樹木に打ち付けながら滑り落ちて行った。


 滑落は立木にぶつかることで止まったものの、馬をここから引き上げるのは無理というものである。


「しまった!」


 メイスは歯ぎしりをした。


 とりあえず馬から降りてみたが、足場が悪くて立ち上がることすらできない。斜面に生えている雑木林につかまりながら、街道まで登るしかなさそうだが、それは非常に困難に思えた。


 メイスが見上げると、落ちた所からジョーが覗き込んでいる。そして、メイスが上まで登ってこれそうにないことを確認すると、彼は馬の腹を蹴って立ち去ったのだった。





 展望所まで這い上がってきたエルザは、そこに転がる仲間たちの死体を見て悲しい気持ちになっていた。


 だがその悲しみに浸ることも、亡骸を葬ってやることも今は出来ない。今はまだ、戦い続けなければならないのだ。


「早くセラス様を追わなければ……」


 エルザは立ち上がった。そして、先ほど奪われた自分の剣を探し回った。すると、メスラーたちと揉み合ったあたりで転がっているのを発見する。


「あった!」


 エルザはその剣をぼろ布で拭いて、腰に差している鞘へと納めた。


 その後、自分の馬を探してみたがそれは見つからなかった。仕方がないので、エルザは残された誰かの馬に乗ろうと思って、馬が繋いである街道の方へ歩いていった。


 するとそこでバッタリと、どこかで見た人物と出会う。


 エルザは即座に剣を抜いて斬りかかっていた。


 キースである。


「うわっ!」


 ヒュン、ヒュンと空振りするエルザの剣。


 剣を抜く暇を与えない、素早い連続攻撃。


 キースは剣を抜く間もなく逃げ回り、襲い来る剣をかわし続けた。エルザとしても、出来ればこのまま、剣を抜く暇を与えず倒したかったが、さすがにAクラスの傭兵である。そう簡単に決着を付けさせてはくれなかった。


 エルザがちょっと息切れした瞬間、キースはバッと後ろへ飛んで、その瞬間に剣を抜いた。


 エルザはそれを見ると追撃を諦め、ゼエゼエと肩で息をした。


 さあ、これからはキースの反撃だ。今度はエルザが苦しめられる番だった。息が切れ、汗が視界の邪魔をする。それでもエルザは剣を振って攻撃を防ぎ続けた。



「うおおおっ!」


 キンキンと打ち合うこと数合、キースの剣が力負けして弾かれた。絶好のチャンスとばかりに突っ込むエルザだったが、キースはそれに合わせて後ろへ飛ぶと、去り際に丸い鞠のようなものを投げて来た。


 エルザは剣の腹でそれを横へ払ったが、その鞠が割れて中の液体が胸から右腕へとかかった。そこからツーンとした重い匂いが鼻に広がる。


「あっ! 油か!」


 エルザの驚く顔を見て、キースはニンマリした。


「はっはっは、終わりだエルザ。俺のチームがなぜ、赤龍のブレスと呼ばれているか教えてやろう。つまり……」


 すると、キースの剣が突然点火した。そしてその火は剣全体に広がって、チロチロと炎で揺らめいてる。エルザがその炎を凝視していると、キースはニヤリとした。


「刃に溝が掘ってあって、そこへ油が流れるようになっているんだ」


キースは愉快そうに笑った。


「君は一番、痛い死に方は何だか知ってるかい? それは火あぶりさ。俺の剣がカスリでもすればお前は火ダルマだぜ」


「やっぱり……悪い男だと思っていたわ」


「ははは、この剣に触れると火ダルマだ。さあ、エルザ、どこまで躱し続けることが出来るかな? 君のダンスを見せておくれ!」


 キースはそう言うと、剣を上段に振り上げた。 


 その瞬間、エルザは剣先をキースに向けたまま前へ踏み込んた。


「やけくそになったか、エルザ!」


 突撃してくるエルザの頭めがけて、キースが剣を振り下ろす。


 エルザはその燃える剣を力づくで横に弾き飛ばす。


「うおおりゃああっ!」


「あーっ、なんてバカ力だ!」


 キースの身体が開いて、エルザに胸を見せる形になった。


その時、エルザの体に炎に触れて、胸と右腕に火があがった。だが、それでもエルザは剣を振り下ろす。


「燃えてるぞ、お前!」


 エルザの猛烈に重い剣撃を、キースは頭の上で受けたが、エルザがそれを三回振り下ろした時、キースは耐え切れず地面へ膝を付いた。


 その時エルザの右手が炎をゆらしながら迫って、キースの右腕を切り落とした。


「ぐうああ!」


 キースは燃える剣を取り落とす。エルザの髪に、炎が引火する。だが、エルザの攻撃は終わらない。


「おい、やめろ!」


 メラメラと燃える髪を振り乱しながら剣を振る様は、まさに鬼のようだった。


「あーーーっ!」


 エルザの剣が、キースの喉を突き破った。


 キースは思わず左手で首を守ったが、エルザの剣はキースの手の平を突き破って喉を貫く。そして、キースの首筋から血のシャワーが噴出した。


 エルザは持っている剣を投げ捨てると、慌ててその血を浴びながら、身体に着いた火を消していった。


「ふーっ、ふーっ!」


 エルザは苦し気に呼吸しながら、両手で火を叩いて消していく。だが、後ろでひとまとめにした髪が燃えていることに気付いて、慌てて髪の毛の火も消していった。


 ボロボロになった髪を手に取り、その無惨な姿にエルザは少しショックを受けたが、目の前で人が死んでいることに比べたら大したことはなかった。


 エルザは剣で、バッサリと髪を断ち落としてから、焦げて熱を持っている服を脱いで地面へと投げた。そして、地面に倒れているキースを睨みつけた。


「この男……無茶苦茶するわね」


 エルザは自分の剣の血を振るって鞘に納めると、ついでとばかりにキースの燃える剣を回収した。そして、その剣を背中へ斜め掛けに括り付けると、元気の良さそうな馬を選んで背中に乗った。


「さあ、追うわよ!」


 エルザはそう馬へ声をかけると、街道へと入っていった。





 その頃、セラスはバートンと共に逃げていた。


 あれだけの人数がいたのに、今、セラスのそばにいるのはたった一人だけ……。


 どうしてこうなってしまったのか……。思わずセラスは唇を噛み締めてしまう。


 これだけの犠牲を払わずに、目的を果たす方法は他になかったのだろうか。セラスは考えずにはいられなかった。


 そんな二人の背後から、またもや馬の蹄の音が聞こえてくる。


 その音に思わずセラスは振り返る。もしかしてメイスだろうか。セラスはそう思って目を凝らしたが、見えて来たのは黒い姿……その蹄の音はメイスのものではなく、死神が忍び寄る足音だったのだ。


「メイスが殺られたのか!」


 セラスは深い悲しみに包まれた。その顔はもう真っ白なくらい血の気が引いている。


 バートンは、セラスを庇ってジョーの前に出ようとしていたが、セラスはそれを止めた。


「バートン。お前は馬に乗って待機しろ」


「しかし!」


「いいから、いいから。考えがあるんだ」


 セラスはそう言うと馬から降りてその左脇に立つと、左手で鞘を掴んで仁王立ちした。


 バートンはその横で、馬の上からジョーを見ている。


「おうおう! こっちだ! クソ野郎!」


 ジョーは標的を見つけると、怒涛の勢いで馬を走らせてくる。もはや、誰も邪魔する者はいない。ジョーは突進していた。


 その距離約五メートル。


 ジョーが斧を振り上げ、一瞬でセラスへ攻撃が届く距離へ入った時、セラスは剣の柄をジョーへ向けた。


「食らえ化け物!!」


 ジョーがセラスに斧を振り上げようという時、バーンという音とともに、セラスが握る剣の鍔あたりから弾丸が発射されたのである。


それを見たジョーは思わず唸った。


「何だこれは!」


 セラスの弾丸は馬の首に当たったので、その馬はなだれ込むように転倒した。


 ジョーは前回りに受け身を取ると素早く立ち上がったが、その時、馬上にいたバートンが、メイスにもらった樹脂爆弾を、ありったけジョー目掛けて投げた。


「うおおおおっ!」


 それはジョーの足元で爆発した。バッと砂煙が上がったその隙に、セラスは馬へヒラリと飛び乗ると、馬の腹を蹴った。


「今のうちだ、行くぞバートン!」


 バートンは急いで馬を出走させたが、後ろを振り返ると、なんとジョーが駆け足で追いかけてきてるではないか。これにはバートンも全身の毛を逆立たせてしまった。


「セラス様! 急いで! 後ろから来てます!」


「ええっ!」


 セラスが振り返ると、真後ろにジョーの顔があった。顔面のマスクから覗く白い目が、ギロリとセラスを睨みつけている。セラスは必死で馬の腹を蹴った。


「セラス様! 早くっ!」


「あああっ!」


 セラスが振り返ると、馬が加速し始めてようやくジョーとの距離が離れはじめていた。だが、それでもジョーは、後ろ5メートルほどの距離で疾走しているのが見えた。常人では考えられない脚力である。


「まだついて来るのか!」


セラスは馬の腹を蹴った。


するとジョーは、これ以上の追跡は無理と判断したのか、斧の鎖を持って、ブンブンと振り回し始めた。だが、セラスの馬も速度が乗ってきている。


 ジョーは鎖のついた斧をセラスへめがけて投げつけた。


シャリン! という音がして、ジョーの斧が鎖ごとセラスへと飛んだ。


「セラス様ぁ!」


バートンが声を涸らして叫んだ時、セラスがバッと馬の鬣に頭を伏せたので、ジョーの斧はセラスの鎧を掠めて地面へと突き刺さった。


 二頭の馬は、そのまま駆けてゆく。


「くそう!」


 ジョーは走るのを止めて、徐々に速度を落としていった。


 セラスが振り返ると、ジョーの黒い姿が少しづつ小さくなっていく。


「逃げきったぞ、バートン」


 セラスはバートンと目を合わせると少しだけ笑顔を見せた。


 ジョーは立ち止まって、セラスたちをずっと見送っていた。



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