あとがき
あとがき
「雄介、君はいったいどこ行ったんだい。雄介、僕の声が聞こえるのかい」良太が雄介に呼び掛けた。
『ああ良太。君の声が聞こえるよ。僕は何時でも君達の側にいるからね』
「雄介君、あなたは神様になったの」
『由香里、僕は神様では無いよ。僕の魂が今までの宇宙波動エネルギーに変わって、この宇宙を守ることになっただけだよ』
「雄介がいなくなって寂しいけど、でも雄介の魂の力で遂に地球や宇宙全体も、平和で幸せにすることができて嬉しいよ」
『そうだね、良太。こうやって地球や宇宙の全体の平和や幸せの為に貢献できることは、本当に幸せなことだね。由香里はどう思う』
「自分も幸せになって、その幸せを自分だけのものにするのではなくて、多くの人の幸せのお手伝いができることは、最高に幸せだわ」
『人の幸せの為に自分の人生を使えるのは、本当に充実した幸せな人生だね』
「雄介君、私達のような人の幸せの為に生きていくことは、誰でもできることではないの」
『今回このGALAXY UNIONの本の中で紹介したメッセージは、現実のことを基にして書いてあるんだ』
「そうなのフィクションじゃなくて、現実が基になっているの」
『そうなんだ。第1章の宇宙法則十カ条、魂レベルの向上、第2章の愛の心のエネルギー、第3章の家族の愛、宇宙最大の幸せの法則は、現実を基に書いてあるんだ。だから魂レベルを向上させて人々を幸せにすることは、今この本を読んで下さっているあなたにも、できることなんですよ』
「そうなの雄介」
『そうだよ、全ての人間に心がある。その心の使い方次第で僕が魂レベルを上げていったように、全ての人が魂のレベルを上げることができるんだ』
「全ての人が雄介君みたいにオーラを出すことができるの」
『体からオーラを出せる人は、極限られた人だけど、もしかすると今この本を読んで下さっているあなたは、オーラが出せる極限られた人なのかも知れません。しかしオーラを出すことは無理だとしても、魂レベル4までは誰でも達成できるレベルなのです。これは真実です。この本を読んでいるあなたも例外ではありません』
「雄介、魂レベルを上げる方法はどうだったっけ」
「あら良太くん、忘れたの」
『魂のレベルを上げる方法は、第1章の中で紹介したからそれを参考にしてもらおう』
「そうね、でも全ての人が魂レベル4に達したら、この地球はもっと素晴らしい星になるわね」
『そうだね、でもいきなり魂レベル4にするのは難しいから、先ず魂レベルを一に上げて、それから一つずつ段階を上げていくことが大切なんだ』
「それはどう言うことなんだい」
『いきなり魂レベ4になることはできないんだ。魂はレベル0から一段階ずつ上げて行って、しかもレベルが一段階上がる度に試されるんだ』
「試される?」
『そうなんだ。僕も第3章の中で経験したように、自分で一段階魂レベルが上がったかなと思った時、必ず魂のレベルを下げるような事態が起こるんだ。そこで悪い感情を使ってしまったら、また下のレベルに下がってしまうんだ』
「それは、魂レベルが上がる度にテストが有る感じだね」
『そう、テストされるんだ。悪い感情を使いそうな事態が起きても、そこで逆に良い感情を使うことができれば合格だ。そして魂のレベルは一段階上がることができるんだよ』
「分かったよ雄介。僕も魂レベルを上げる為に頑張るよ」
「良太君、私も魂のレベルを上げていくから競争よ」
『そうだね、魂のレベルを上げることは、人がこの世に生まれてきた使命だからね。人はこの世の中に何も持たずに生まれてくる。そして何時かは、この世から去って行く時がくる。人がこの世から去って行く時、物質的な物は何も持って行くことはできない。
しかし、向上させた魂だけは失うことはないんだ。向上できた魂のままで存在できるんだ。この世に生まれて来た証を残す為にも、皆で魂のレベルを上げる為に頑張ろう。それにこの宇宙最大の幸せの法則は、人の運命はその人の心次第で運命は変えられると言うことなんだ。
人々の幸せの為に生きることが、その人の遺伝子の中に隠れている良い可能性を最大限に発揮して、運命を幸せの方向に変えていくことができるんだ。この世の極点の心は愛と感謝の心なんだ。その心を使えば良い運命に人生は変えられるんだ』
「それは本当に凄いことだね。僕も心の底から人々の幸せの為に良い心を使って、幸せな良い人生に変えられるように頑張るよ」
『その調子だ良太。皆で頑張ろう』雄介、良太、由香里の三人が決意した。
『ここまでこの本を読んで下さったあなた、本当にありがとうございます。僕達はまだまだ、宇宙と地球の愛と平和と幸せの為に頑張っていきます。この本が少しでも地球の平和と、そしてあなたの幸せな人生の為にお役に立てましたら幸いです。この地球に暮らす全ての人々の心で、この地球を愛に満ち溢れた平和で幸せな星にしていきましょう』
「ありがとうございました」雄介、良太、由香里の三人が声を揃えて言った。
おわり
GALAXY UNION 壮大なる宇宙と魂の物語 テツ冶・M @tetsuya_m
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