人間界隈
shio
プロローグ
人間とは無力で、順位を決めたがる、上がいるとしても。
人間は上を決めるために争う。そして破滅していく
人間は脇役にもなれて、主人公にも、主人公に立ちはだかる悪役にも
人間はそうやって、嘘の協力をやっていく
自分しか信じられないくせに
だから__悪役が存在する
どんな物語にも悪役、脇役、主人公この3役しかないくせに自分は悪役だの、主人公だの、脇役だの、自分で勝手に決めていく
とっても身勝手で不可思議なことである
_________だから人間は面白い。
その物語を想像し、作り上げていく。
自分は3役以外のなんでもない役だ。
第1者でもなく、第2者でもなく...この世界の誰からも認識されないような役
それが自分
『世界の始まり』
この世界は2人の者で出来ている。
大天使フェテーゼ と 邪神ルーリア
この名を知らない者は誰1人といないだろう
だが、邪神ルーリアは混沌をもたらす存在であった
世界の仕事を放棄し、世界の狭間に魔力を注ぎ、魔物を作っていた
そのため邪神ルーリアの名は戒めたものとして世界に君臨していたのだ
だが、大天使フェテーゼは邪神ルーリアとは真反対な性格であり、
世界からの称賛の声は高かった
大天使フェテーゼと、邪神ルーリアは決して仲が良いわけではなかった
世界を作るためだけに協力しただけであり、
それ以外は鑑賞しない と固く約束していたのだった
だがしかし、邪神ルーリアは突然 破滅してしまったのだ
大天使フェテーゼはそれには深く悲しんだ
これが、世界の始まりと、邪神ルーリアの終わりの物語である
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