雨の日の朝
メランコリック
雨の日の朝
午前5時 腐敗した今日が連続することを告げる朝日に底冷えしている
陽射しはどうしようもない姿を炙り出し 否が応でも碌でもない命の存続を自覚させようと張り切る
しかし暮紛れに隠して吐いた呻きが彼は誰時に雨を降らせると夜は去り際に申し子を遺した
呪われた実像は洗われ 陽の差さぬ白昼の朧気な現に鏡像は夢遊している
雨の日の朝 メランコリック @suicide232
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