第3話:飛べ!イエスフライング計画
(弟子団アジト。夜遅くに会議中)
ヨシダ「明日、“昇天”イベント決行するぞ」
タナカ「おまえそれ……“空飛ぶ演出”どうすんねん」
ナカムラ「せいぜい“煙焚いて消える”ぐらいやろ」
オオタ「ドライアイスないから、**焚き火で誤魔化す**方向でいこう」
スズキ「せや、村の子どもに『イエス様が空へ飛んでった!』って叫ばせれば信ぴょう性上がる」
ヨシダ「おまえら天才か???」
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(翌朝・小高い丘にて。民衆が集まり出す)
村人「今日はイエス様が天に昇るらしいぞ!」
婆「マジかい、ワシも信じてみっかな」
ローマ兵(偵察中)「なんかヤバい集会始まりそうで草」
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(弟子たちが布製の“イエス人形”を用意して木の上に設置中)
スズキ「これで縄をピンッて引っ張ったら空に飛ぶ……予定」
ナカムラ「重すぎて引きずられてワイの背骨砕けそう」
オオタ「最悪、人形落ちても“神は地に降りた”って言い換えればええ」
ヨシダ「どんな状況でも**語録で捻じ伏せる**んやぞ。スレと同じや」
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(イベント開始)
ヨシダ「――イエスは、神の国へ帰られます!!」
\ゴゴゴゴゴ……(火の粉を焚く)/
\ヒューン……(ロープがぎこちなく引かれる)/
\ボトッ!!(人形落下)/
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(民衆ざわめく)
タナカ「落ちたァ!!!」
ナカムラ「これは……神が“まだこの世に留まる”というお告げ……!」
オオタ「“神が転げ落ちたことにも意味がある”ってスレ立ててくるわ」
スズキ「すでにワイ、“イエス落下”の奇跡として拡散しといた」
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(その頃、ローマ軍本部)
百人隊長「……やつら、本気で飛ばそうとしてやがったのか」
副官「伝説が生まれた瞬間を見た気がしますね」
百人隊長「我々も“信じるしかない”のかもしれないな……(錯乱)」
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