第5話 心スポ凸
最近撮影したもの?
あー!いちばん面白いのがあるっすよ!
けっこー人も見てて、
見たいんすか?しょーがないっすね!
【動画が始まる】
これ以降この男性をAさんと呼ぶ
Aさんが自撮り棒か何かを持ち山へ入っていく
「うーっす!!
おはこんちゃろー!!
きょーは!なんと!皆さんがやれやれと
うるさいので■■霊園へ行っていきたいと!
思いまぁーっす!!!」
Aさんは霊園道案内の看板があるところへ立つ
「へぇー!
けっこーきれーなんすねぇー!」
看板の奥へ進む
「おっ!ここかな、?」
そこは普通の霊園であった
「んー、ここまではよく来る霊園だなぁ、
って!よく霊園来ねぇよ!!」
1人で撮影をしながら周りを探索する
「えぇーっと、
みんなが言ってたのなんだったっけなぁ、
んー、あっ!そうそう!」
Aさんは長めのロウソクを取り出す
「えーっと、
長いロウソクに火をつけて、
霊園の入口から奥の大きい岩まで
そのロウソクをたらしていく、」
そう説明しながらロウソクに火を付ける
「霊園にロウソク垂らすなんて、
バチあたるか炎上とかしない、?」
少し談笑しながら入口からゆっくり
ロウソクを垂らしながら歩いていく
「そんな感じでー、あ」
Aさんの目の前に見上げるほどの大岩がある
「うっへぇー、
でっけーなー、
なんか紐で結んであるし、
なんか神聖的な、?
んーと、この後は、」
Aさんはポケットに入れていた紙に目を落とす
「えっとねー、
かみさまかみさま
おちますおちます
こいぬりこいぬり
おいでなすおいでなす」
呪文のように唱える
「、、、えー!
なんにも起きないじゃん!」
Aさんは少しガックリしたような声で言う
おい、何しているんだ
「ぅわ!!
だ、誰?!」
Aさんはスマホを地面に向ける
~それから突然きた男と少し言い合いをする
取り合いず、ここから降りろ
神社にいけ
お前が助かるのはそれくらいだ
「えっ、と
すみません!」
そう言いAさんは山を降る
【ここで動画は終わりに少し話をし終わる】
「自分の動画を人に見せるってけっこー
恥ずかしいっすね、」
「あのおじーさん?
なんか自分のこと家主って言ってましたよ
家主って、山が家なのかよって感じっすね
この後?普通に動画出しましたよ
えー、だってこういうハプニングの方が
数字伸びるんですもん、」
「あなたも同じようなものでしょ、」
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