第14話 ネコミミ少女(長女)と迎撃準備





 ネコミミ少女たちをゲットした俺は、時間も忘れて三人を抱いた。



「ご主人さま、体力凄過ぎー♡ 絶倫カッコよくて惚れるー♡」


「おい、ご主人さま♡ 次はオレにゃ♡ オレの弱いところ沢山いじめてほしいにゃ♡」


「ニコ姉ちゃんはさっき抱いてもらったやろ♡ 今度はうちの番や♡」



 イコ、ニコ、ミコが群がってきて猫のように喉を鳴らしながら甘えてくる。


 さて、正直な感想を言おう。最高だね。


 顔は同じでも感じるところは違うようで、全然飽きそうにない。


 特に三人のコンボ技は凄かった。


 ただでさえ淫紋の影響で俺を全肯定してくる上、俺のために誠心誠意尽くすという意志が感じられて大満足だ。


 三人とも「待て」ができなくて同時にキスしてきた時は息子が暴走しちゃったね。



「むぅ、ダーリンが新人どもに夢中なのじゃ!! こんなの寝取られなのじゃ!!」


「全くだ!! 私たちの方が先にアース様にお仕えしているというのに!!」


「あらあら、うふふ……」



 いい影響か悪い影響か、イコたちに嫉妬したルーシアたちのアピールも過激化した。


 俺の興奮を煽るようなおねだりを学習し、それを迷わず実践。

 イコたちも負けじとよりスケベになり、互いが互いを成長させる好循環。


 まさにいいこと尽くめでハーレム生活って感じが最高だったね。


 無論、ルーシアたちも俺の女である。


 寂しい思いをさせないよう、ルーシアたちのアピールに毎度応えていたら少し寝不足気味になってしまったが……。



「アース様っ♡ どうかこの卑しいルーシアにお情けをっ♡」


「はあ♡ はあ♡ ダーリン、キスしてほしいのじゃあっ♡」


「アースさん♡ 愛してるわ♡」



 こんなの断れるわけがない!!


 そうこうして、俺は息子が鎮まるまでハーレムを満喫するのであった。








「――というわけで、配下のゴブリンたちに装備させるための武器や防具がほしい」



 俺の下半身が鎮まったところで、イコたちに本題を切り出す。


 元々行商人であるイコたちを狙ったのは、冒険者や騎士から奪ったものだけではゴブリンたちに行き渡らないからだ。


 淫紋の影響下にある今、彼女たちは採算度外視で俺の頼みを聞いてくれる。


 本当に『淫紋付与』はチートだな。


 しかし、具体的に欲しい武具の数を伝えたところでミコが不穏なことを言う。



「それなら急いだ方がええかも知れへん」


「早いに越したことはないが、そこまで急ぎではないぞ?」


「いや、そうやのうて。ハイザーランドの王様がこの森に王室騎士団を百名も派遣するっちゅー話を耳にしたんですわ」


「王室騎士団……?」



 初めて聞く言葉に俺が首を傾げていると、ロリエッタが横から補足する。



「その名の通り、王族を守るためにある騎士団なのじゃ。一人ひとりが一騎当千、それが百名となると儂でもちと面倒じゃな」


「そんなに強いのか?」


「うむ。特に王室騎士団を率いる騎士団長はヤバイのじゃ。儂がタイマンで魔法勝負して負けたからの」



 なっ、ロリエッタが魔法勝負で負けた!?


 それが本当だとしたら、たしかに急いだ方がいいかも知れない。



「でも今からじゃ急いでも大した武器は用意できへんやろし……どないしたもんか……」



 ミコが頭を抱えながら、あーだこーだと独り言をブツブツ呟く。


 そう、問題はそこなのだ。


 今から急いで用意しようと思っても、武器や防具はすぐに手に入るものではない。

 王室騎士団との戦いは、今の心もとない装備で挑むしかないのだ。


 ただ一つ、とても心強い武器がある。



「イコ」


「んー? どうしたのー、ご主人さまー?」


「お前たちの馬車を吹き飛ばしたアレ、火薬か?」



 一瞬だけイコが表情をピクッとさせて、すぐに元に戻る。



「んー、ご主人さまは知ってるのー? あれ、イコが作った秘薬なのにー」


「ああ、知ってる。量産はできるのか?」


「沢山は無理だけどー、一日でバケツ一杯くらいならー」


「け、結構な量を作れるんだな……」



 どうやらイコは錬金術師らしい。


 錬金術という、ロリエッタのような魔導師やミディエラのような神官とはまた異なる魔法を扱うそうだ。


 某漫画の主人公のように地面に触れるだけで鋼を作れないのか聞いてみたら……。



「んー、それは無理ー。元々あるものの形を変えるとかならともかくー、その方法だと一ヶ月はかかるー」



 とのこと。


 くっ、あわよくばその方法で金属を量産して武器っぽいものを自分たちで作ってしまおうと思ったのだが。


 しかし、いい情報が手に入った。


 元々あるものの形を変えられるなら、武器や防具の金属を再利用できるはず。



「イコ、俺の言う通りのものを作れるか?」


「んー? なにー?」



 俺はイコに火薬を使う『武器』を伝え、そのパーツを作れるどうかを訊ねた。


 その次の瞬間。


 イコが眠たそうな目をカッと見開いてムクッと立ち上がり、長い黒髪を紐で束ねてポニーテールにした。



「ご主人さま、その話詳しく」


「え?」


「具体的な使い方も教えて。じゃないと必要な強度やより精密に作らなきゃいけない場所が分からないから」


「あ、ああ、分かった。……急にやる気スイッチが入ったな」



 そのイコの変わりように一番驚いているのは、ニコとミコだった。



「イコ姉ちゃんが本気モードに入った!? ご、ご主人さま、イコ姉ちゃんに何を言ったん!?」


「オレ、イコ姉の本気久しぶりに見たにゃ」


「そ、そんなに驚くことなのか?」



 俺たちにはイマイチ分からないが、付き合いの長いニコたちにとっては一大事らしい。


 こうして、俺たちは王室騎士団を迎え撃つための準備を着々と進めるのであった。







―――――――――――――――――――――

あとがき

どうでもいい小話


作者「普段は髪を下ろしてる美少女が急にポニーテールにすると可愛いよね」


ア「いきなりまともだな……」



「ネコミミ三姉妹かわいい」「火薬を使った『アレ』って何やろなー(すっとぼけ)」「急に普通の性癖語ってて逆に驚いた」と思った方は、感想、ブックマーク、★評価、レビューをよろしくお願いします。

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