概要
いつも、本当にどうもありがとう。
夏休みのはじまり
あの、私と友達になってください。
十歳の女の子、木登さなぎがその不思議な白く光る(まるで、蛍みたいな)季節外れの雪の塊のような妖精さんに出会ったのは、夏休みの虫取り遊びを家の近くにある森の中で、一人でしているときだった。
『こんにちは』と白く光るふわふわと空中に浮かんでいる、妖精さんは言った。
「こんにちは」とさなぎは、そんな不思議な妖精さんに答えた。
妖精さんと友達になったさなぎは妖精さんを自分の家に連れて帰った。でも、さなぎが妖精さんと友達になったことを家族の誰も(お父さんも、お姉ちゃんも)信じてはくれなかった。(それがさなぎにはちょっとショックだった)
でも、それも仕方のないことだった。なぜなら、妖精さんの姿は、どうやらさなぎにしか見えないようだったし、
あの、私と友達になってください。
十歳の女の子、木登さなぎがその不思議な白く光る(まるで、蛍みたいな)季節外れの雪の塊のような妖精さんに出会ったのは、夏休みの虫取り遊びを家の近くにある森の中で、一人でしているときだった。
『こんにちは』と白く光るふわふわと空中に浮かんでいる、妖精さんは言った。
「こんにちは」とさなぎは、そんな不思議な妖精さんに答えた。
妖精さんと友達になったさなぎは妖精さんを自分の家に連れて帰った。でも、さなぎが妖精さんと友達になったことを家族の誰も(お父さんも、お姉ちゃんも)信じてはくれなかった。(それがさなぎにはちょっとショックだった)
でも、それも仕方のないことだった。なぜなら、妖精さんの姿は、どうやらさなぎにしか見えないようだったし、
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