第15話、現実の夢

~ニュース速報~


ぴぴぴぴーん

今日、TOKYO駅で乱闘騒ぎをおこしていた

自称超能力者集団が

そろって逮捕されました

繰り返します、、


ユア「ほらー超能力種族は人気なんだよ」

現実のニュースをまだ

直視しない俺とユア


まだ夢の中のような気がする俺

何もかもが半信半疑だ


俺「ちょっとソース取ってくれ」

ユアがソースを取ろうと手を伸ばすが

あと少しで届かない

気にしてはいないユアが見もしないで

手探りだけでソースを探している


するとすっと

ソースがひとりでに動き

ユアの手の中に収まった

ユア「はい。お兄ちゃん」

1連の動きを見ていた俺

気にせずご飯を食べ終えると

またゲームをする前に勉強するよといい

食器を片付けだした


超能力種族か


魔法だと風属性魔法かな?

空飛べるし

まあ試さないけどね

馬鹿らしい


あーんみーん安眠グループ

あーんみーん安眠グループ

テレビからお決まりのフレーズが流れてくる


夕方までには乾くかな布団?

俺「ユアはお漏らししなかったのか?」

ユア「トイレ行きたくなったらちゃんとログアウトするわよって女性にトイレの話ししないで!」

顔を真っ赤にしながら自分の部屋に戻るユア


思春期か、、

とうなだれていた俺


食器を片付けると

ご褒美プリンスライムをほおばる

ぷるるん

どこもかしこも

ぷるるん!


~ニュース~


カルガモ親子は今日安全に

横断歩道を渡り次の池へと

家族総出で移動したもようです


中継をつなぎます

中継先の柴田さん


はーい、、、。



現実と非現実

昔の現実って

どんなんだったかな?




柴田「ぎゃーーーー。親鳥が!親鳥が羽の生えたオジサンに変わっています!見てくだ、、、、。」

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