あなたは雨か、雨なのか
桜无庵紗樹
あなたは雨か、雨なのか
音の中には
振り返ると
夕
傘の上にも
覗いてみるけど
「
聞いてみるが
いづれか
空にあるのは
家にはいつも誰かがいて
僕の家にも誰かがいる
家から甘い匂いがする
家につくと「ただいま」を言う
そしたら誰かが「おかえり」を言う
あなたは
あなたが
わたしが誰か、私は知らない
雨の日の
私の静かな幻想でいい
あなたは雨か、雨なのか 桜无庵紗樹 @Sakuranaann_saju
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます