概要
「無限の不安」と「有限の焦り」
細胞老化を防ぐ「アポトーシス無効化処置」によって寿命を失った少女ヒマリと、限りある命を生きる少年ハルト。高校卒業の日、屋上で再会した二人は「無限の不安」と「有限の焦り」について静かに語り合う。終わりなき時間に不安を覚えるヒマリと、一瞬の輝きを求めて駆けるハルト。異なる時間感覚を持つ二人の対話の中に、人生の意味と“永遠”のかたちを見つけていく。静謐なSF青春対話譚。
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