燃える舞台の審査録ー世界が目醒めて眠るまでー

しなちー

人々の過ごす毎日はそれぞれの理想像が混ざり合ってできるモノ。

しかしリアルな世界では望まぬ現実がいくらでも存在し人々を悩ませている。

それは何故なのだろう？

もしかしたらソレは誰もが願った「公平」の形なのではないか。

もしそうならこの世に救いなど無いではないか。

そんなリアルを私は必要としない。

創りかえてやろう…この世界とその「公平」をだ。

彼女はその日誓いを建てた。

神のもたらすとされる完璧で理想的な日常を自らの力で具現化することを。

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