【名誉挽回編】ストレス発散

「畜生!」



ドカッとブラフマーの顔を殴りつける。

左手にぶら下がってるクソじじいの顔を。



「あ。何かスッキリ。これはこれでストレス解消になるな。」



ニヤリと笑って修行の準備に取り掛かる。


髪で出来た聖なる紐を身に纏い、人骨の数珠を持って、聖地巡礼に出発した。



「行くぞこらぁ!」



ドカッ!



「腹減ったぞこの野郎!」



ドカッ!



もう、事あるごとにストレス発散しています。(これ創作)



そして数年の時が経ち──



「ヴァーラーナシーに着いたぞこの野郎!」



ドカッ!


ごろん。



「は……?」



殴った拍子に首が落ちました。



「え、あれ……?もしかして12年経ったとか……?」



正解です。

12年、長かったね。

あ、シヴァさんがプルプル震えてる。



「ぅおっしゃあ!やったぞこの野郎!そのツラ二度と見せんなーーっ!」



少林サッカーよろしくブラフマーの首を蹴り飛ばし、遥か彼方に消え行く様子を満面の笑みで眺めるシヴァさんでした。



少しは創造神としての威厳が残るお話でしたね。

ほとんどが創作ですが(笑)

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