死にたがりの僕は

@ann162024

第3話

辛いの。ねぇ、


消えない傷がーーー、


君は、突然現れた。

そして、辛さを叫んだ。

君は普通に苦しむ男の子であり、女の子だ。


僕が死のうとした日。

君は、ある動画サイトで僕の目の前に現れた。

白い短髪で、薄い色素を纏った儚げな少年。

逝く前に。なんてシャレた名前の動画に、

「ただいま」なんて言っちゃって。

また、戻ってきて。

君は僕より辛そうなのに、強くて。

あぁ、早く死ねばよかったな。死に損ねちゃったな。っていいながら、その裏で生きたいと希望を語るんだ。

初めては辛そうな人だったのに、君には生きている意味を探す希望があって、

僕には、死ぬための最後の痛みが待ってる。

早く辛いこの世界を終わらせたい。

だから、逝きたいんだ。

死に損ねたのはどっちだよ。まだまだ君には希望があるじゃんかよ。って思いながら、死にたがりの僕はこうやって小説を書いてる。

天使?なのに、傷つける人を排除しようとするなんて、馬鹿げているなと思う。

排除しても、自分が傷つける側に回ってしまうじゃんか。

だけど、きっと、僕もそんな世界に救われているんだろうな。


そして希望を語る。

「僕なんか大っ嫌い」って。

自分を愛せないから、って。


自分を愛すことが正義?

自分の価値観押し付けてるでしょう。


僕は違うの?

普通って誰が決めたんだろうね。


君は叫んだ。

生きたいって希望を。

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