日食

お前が咲くのなら

私は根をはる

お前が土に埋まるなら

私は枯れ果てるまで上を向くよ


見えない煌きを感じ

聞こえない詩を歌い


命の限り 脈々と伝える

たどり着く先にある

栄えある終わりまで


1つ… 湖に映った花火は儚かった

2つ… 汗ばむ胸元に潜む本音に耳をふさいだ

3つ… 蝉は何故 鳴くんだ

4つ… 赤ん坊は 柔らかく残酷だった


白と黒のボードゲームに腹が鳴る

いつになったらお前を食えるんだろう

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