転生先は龍と鳳凰の国。
与えられたスキルは『レベル1のネクロマンサー』
主人公の久遠は、鳳凰復活の鍵となる三種の神器を求めて旅をしていた。
共に旅するは鳳凰の使いの幼女。喋り方は尊大だけれど、甘い物に目が無い。
いつも冷静で淡々とした久遠、闇魔法の使い手だが中身は真面目で何気に親切。
この二人のギャップがとても面白く魅力的です。
彼らの最初の訪問地は、砂嵐に隠された古代遺跡。
砂鳴村で助けた少女、璃月も加わって、盗賊団をぶっ飛ばします。戦闘シーンも迫力があってワクワクしました。
太古の宝を求める彼らの旅、続きもとても気になります。
皆さんも是非一緒に追いかけましょう。
お勧めです!
かつて静かに息づいていた北海道・風華町。
その平穏は、今世紀最大級の台風と共に一瞬で崩れ去った。
畑は荒れ、湖は干上がり、町の象徴は瓦礫と化す。
そして翌朝。
瓦礫の中心に、存在するはずのない城が出現する。
荘厳な城楼、異国の文様、刻まれた名は「鳳天府」。
歴史にも記録されず、理論も通用しない。
その存在は、世界の境界が揺らいだ証だった。
同じころ、異世界。
ひとりの日本人青年・犬塚久遠が目覚める。
与えられた職業はネクロマンサー――死者を操り、契約を刻む存在。
辺境の村で始まる奇妙な祭り。
無垢な少女、蠢く追手、そして――異能の発動。
異世界と現実を繋ぐのは、嵐か、それとも運命か。
これは、記録されざる「最初の裂け目」から始まる物語。
第一印象が、「文面がとても綺麗!」でした。
ほどよい量の段落、見やすさを重視した導入部分の神話的壮大さから一変して、現代日本の北海道へと移り、神話から現実へと接続する導線がお見事!!!
主人公は北海道からいきなり中華風の異世界へ召喚され、ネクロマンサーとして生きることになります。彼が操るネクロマンサーの術は、羊肉の串焼きを敵に向かって飛ばすという、まったくの予想外。
かと思えば、人を棺桶に形に変えて異世界へ送るという、まるで悪魔か死神が使うようなどす黒い能力もあったりで、非常に魅力的な主人公です。
彼といっしょにいるのが、鳳凰の使いを名乗る愛らしい少女・朱玲。
2人の旅には平穏など程遠い事件が待ち受けていました。
オススメです🐦✨
主人公男性、久遠は、東京で社会人としてしっかりやっていた。無能な上司に疲れ切り、故郷、北海道に帰ってくる。
そして、中華風ファンタジー世界に異世界転移する。
そこで彼は、ネクロマンサーの力を持った。
まだ、本人も、どのような力なのかわからず、力をふるう。
その力は強力で、敵側の視点で見るネクロマンサーの力が、もうホラーのよう。迫力です。
一話目は、この世界の神話を描き。
二話目は、日本の北海道に起こった異変を描く。
そこまではプロローグ。
三話目から、話の本筋。
中華風ファンタジー世界の、とある村の、祭りの風景から。
ここから、壮麗な冒険が始まります。
主人公、久遠は北海道から異世界へと転移してしまった。
現実世界の北海道は日本で広い大地を抱えている。
転移先はそれを覆う程の広大な土地だ。
出会う者は日本というよりは近い国でいにしえの中国あたりが想定されているようだ。
かの地は、地図がないようなもので、いついつなんというお国とは言いにくいが。
乗り物は移動に現実世界でいうところの駱駝を用いているようで、それは三国演義にもあったと思う。
ドラマティックに始まる物語とシリアスでダークな雰囲気が血なまぐささは抑え気味だがファンタジーの面白さを散らしている。
全くの私見で、久遠という名だが、世の中は消費するものを再び使えるようにと工夫して動いてきている。
現代では分別してゴミを出し、回収されて作り変えられるというものだ。
日本でも江戸時代をとってみても便までただ捨てたりせずに、農業にて利用されていたりもする。
ネクロマンサーは死体を操る者で、戦いの際には多くのリサイクルが可能だ。
久遠の「久」は長くであり、「遠」は空間的に時間的に隔たりがあること、二つを合わせれば「時間が無限にある」様子を想定できる。
天職となるのか。
是非、ご一読ください。