目を覚まして 時間なんて気にせずに

コーヒーが 喉を通る感覚に

一日の始まりの 幕はのぼる


人々は 鎧を身に纏い

一斉に 突撃を開始する

見えない敵に 戦いの意味さえ

問われずに


今 死んで 笑える人は誰

良かったと 思える時はいつくるの

苦しみしか 残らない世界なら

僕等と一緒に行こうよ

さあ そこから 降りて僕等と


電気を消して 時間を止める

この温もりが 安らぎをくれるのか

一日の終わり 幕は降りず


貴方には まだ 鎧を脱げずに

号令を 待ってる夢を見る

敵の正体 常に側で笑ってる


悪夢さえも 祝福に変わる

麻痺した感覚は 痛みを快感に

流れるモノが 赤い雨の世界なら


僕等は 君を連れて行く

さあ 眠ったままの

君を……

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