摩天楼

目の前の そびえ立つ摩天楼

それよりも 高く飛び立とう

先は見えないけど 僕等なら

翼はなくとも 行ける気がした


笑う人々に 耳を傾けても

止める人々に 腕を掴まれても

さあ 行こう

信じた道の その先に

何があるのだろうか


身体を 覚醒させて 休んでる暇はない

一歩 一歩を 踏み締めて

昇る太陽を 掴みたくて

僕等の未来に 光を届けよう


ただ広がる 石の壁

頬を摺り寄せ 冷たさが

心を絶望へ 落としてく

雨で身体を 癒せたら


空を飛ぶ鳥たちに 邪魔されたも

地を這う蛇に 足を引っ張られても

さあ 行こう

例へ 灰になろうとも


目を閉じて 暗闇でも

微かに見える 小さな光


過去を 忘れられぬなら

君の未来に 希望を贈ろう

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