現代ファンタジージャンルで初日PV2からジャンル別日間2位になった方法

猫又ノ猫助

第1話 初日PV2

 皆さん作品を書いても読まれない、★がつかない、フォローがつかない、思ったよりも伸びない……そんな風に悩まれているかと思います。


 かく言う私も、悩みました。


 2025年4月3日から投稿した「元・天才ピッチャー、転生後は俺だけ表示されるスキルとステータスで野球無双」(https://kakuyomu.jp/works/16818622172354386094)は特に酷く、現代ファンタジーと比較的人気のジャンルであるにも関わらず、初日のPVは2でした。


 原因は単純で、作品自体が流行に則っていなかったからです。


 2025年現在のカクヨム現代ファンタジーの流行りは明確で、「ダンジョン物」になります。

 

 ダンジョン物――特に、配信ものさえ書けば、ある程度の読者は付く(少なくとも1桁読者という事はない)だろう……そんな事は、私にもわかっていました。


 しかし残念ながら、今の私にはダンジョン物を書きたい! という意欲が沸かず――結果として以下の様な散々な成績となりました。


 1日目 木 2pv

 2日目 金 11pv

 3日目 土 16pv


 では、そんな悲惨な状況の中、自分の書きたいものをただ書いただけで、たまたま誰かが拾い上げてくれてランキング上位に行ったのかというと、そういうわけではありません。


 どのようにして本作品が伸びる事が出来たのか……の前に、まず皆さんにカクヨムのサイトについて理解頂く必要が有ります。


 カクヨムと類似したサイトの大手として、小説家になろうがありますが、あちらでは初日~1週間で伸びないと、それ以後伸びる目は殆どありません。


(作者はなろうで、ラブコメジャンル別1位をとった事もありますが、その時には3日目にはランキング上位に食い込んでいました)


 一方、カクヨムでは毎日投稿を決まった時間に続け、1度掴んだ読者を放さずに少しずつ増やしていくのが極めて重要になります。


 そう、今はPVが少ない貴方の作品も、読者を増やして行ければ、ランキングに乗り、上位に食い込む可能性は十分にある訳です。


 むしろ、創作論などを読み、自分以外の考えを取り入れようとしている貴方の様な方が書いた作品は、日の目を見さえすれば、必ずランキング入りする素地はあると考えています。


 ではどうすれば、読者を放さずに増やし続ける事が出来るでしょうか。


 答えは簡単で、読者が求める作品を書けばよいのです。


 ここで一つ言いたいのは、自分が書きたいものを書くな! というわけではありません。


 自分が書きたい作品の骨子を持ちつつ、読者だったらこういう展開を期待するだろうな――と考える事が1番重要です。


 それでは、次回からはより具体的に読者が期待する展開の予測と傾向を考えた上でどのように本作を書いたか説明してまいります。


 ぜひ、どんな事を実践したのか想像して頂くためにも以下の作品を読んで頂けると幸いです。


「元・天才ピッチャー、転生後は俺だけ表示されるスキルとステータスで野球無双」(https://kakuyomu.jp/works/16818622172354386094)

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