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概要

まだ起きていない“死”を競り落とす者は、72時間で世界を揺らす。
2055年、東京湾の人工島〈ゼロ区〉では──
“未来そのもの” を競りにかける闇市〈ブラック・オークション〉が開かれる。
落札された〈未来記憶(メモワール)〉は脳に上書きされた瞬間、現実へと収束する。
もし72時間以内に映像どおりの未来を迎え損ねれば、時間修復の揺り戻し〈タイムクエイク〉が持ち主と世界を破壊する。

元・国家公安 “時空犯罪対策課” の捜査官──九条イツキは、謎の競売人〈ハンマーマン〉が振り下ろすハンマーの音を合図に、死を宣告された依頼人たちを救う〈72時間探偵〉となる。
第1章で競り落とされたのは、新薬ベンチャーCEO “自分自身の死亡映像”。
タイマーが刻むのは、男の最期か、それとも世界の終わりか。
視点なき狙撃手、株価暴騰の罠、そして徐々に迫る時間震──
イツキは“記憶…続きを読む
  • 連載中16
  • 19,806文字
  • 更新
  • @hairsalon

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