7:謎多き師匠と来訪者
「久しいのう、色んな意味で」
「...なんか今メタい意味が伝わってきたな」
「いや、かなり更新ができておらんかったからの」
「やめろ、言わんでいい」
「これ自体も本当は昨日投稿する予定じゃったんじゃがのう」
「さっさと止まれ」
「...師匠がのじゃロリ巨乳って定ばn...「そろそろマジでやめろ」
本当に俺はなんでこんな人の弟子になってしまったんだろう
・・・・・・・
「まあお互いふざけるのはここまでにするかの」
「ふざけてんのお前だけなんだよ!」
「まあまあ、そんなことよりお主ダンジョンでは随分楽しそうじゃったのう」
「あ?あんたもあの配信見てた...の............いや、あんたネットとか見ないな。なんで知ってんだ?」
「さあ、なんでじゃろうな〜」
こいつは昔から謎が多い
弟子なのにこいつのこと1割も知らないんじゃねえか?
「さて、お主かなりダンジョンで強くなったと思うが、久々手合わせをせんかのう?どれくらい成長したか気になって、昼と夜しか寝れんのじゃよ」
「十分寝とるやんけ、もはや寝すぎまであるが?
......まあ手合わせはするか。しかし、この力でも勝てる気がせんな」
「ほう?直感で戦う前から勝敗がわかるとは随分成長したのじゃな」
♢♢♢
結果は俺の惨敗
ミノタウロスを倒した時以上の力を込めて殴ったが、簡単に受け止められる
そして油断すると簡単に背後を取られる
「思っていたよりお主が成長しておって驚いたぞ」
「圧勝しといてよく言うわ」
「そりゃ師匠じゃからの。簡単には負けんよ。それにしてもダンジョンというのはすごいんじゃな。限界まで鍛えて伸び代のないように見えたお主がここまで成長するとは...」
「そんな俺をボコボコにしたお前はマジでなんなんだよ...」
「人のことを化け物扱いしておるが、消し飛んだ腕がすぐに生えてくるお主の方が化け物だと思うがのう」
くそ...
反論できねえ
「しかし不老不死になるとは、お主もワシと同類になったわけじゃな」
「あんまり嬉しくない副作用だがな」
不老不死を引き当てたのは家に帰ったあと気づいた
不老は家族や友人が先に逝って精神が壊れるのではという意見を見たことがあるからなんとも言えねえが
「......ん?同類?」
「ん?わしが不老不死なのは言ってなかったか?」
「言われてないが?」
いや、まあ、薄々そうなんじゃないかと思っていたが
こいついつも同じ見た目だし、
怪我してるとこ見たことない
「いや見た目が少女なのはおかしくない?」
「生まれつきじゃもん」
「...そうか」
なんかもうツッコむのめんどくなってきた
そもそもこいつはなんでダンジョンなしでこんなに強いんだよ
「年相応の経験値」
「なんで考えてることわかったんだよ。
あとあんたの年齢俺知らん」
「自分の年齢なんぞ150超えたあたりから数えるのも面倒になったんじゃよ」
「・・・」
つまりこいつは軽く150を超えてるのか
「まあ、わしとの話はここら辺にして彼女とゆっくり話をするが良い」
「あ?彼女?」
入口の方を見ると、昨日ダンジョンで助けた少女、アリスがいた
「おう元気そうだn...「私の配信に出てください!」......は?」
こいつ挨拶もなしにすごいこと言い出したな
筋トレバカの細マッチョ、ダンジョンが出現したら最強に 時計扉 @tnt20090825
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