「私の首陽山」に生きる V.2.3
@MasatoHiraguri
第1話 第0話 在来種純粋日本人にとっての「ノアの方舟」
* ノアの方舟:神が悪に満ちた世界を滅ぼそうとして洪水を起こした時、正しい人ノアが神に命ぜられて製作し、家族や各動物種一つがいと共に乗って難を避け、アララト山に漂着したという方形の船。(旧約聖書創世記6~8章)
外来種偽日本人性の蔓延したこの日本という(歯車の狂った)世界から逃れるための「方舟」とは?
「今、日本人の心がヤバい 宇宙の法則と昔ばなし」
玉蔵さんのサイトより
https://golden-tamatama.com/blog-entry-uchuno-hosoku.html
「妖怪をシンボルにしたお祭りを国が主催する。世の中が誰の目にも分かるほどおかしくなってくる中。狂った世界から距離を置くこと。さらに、愛ある態度で人に接することしかない。」
(妖怪といい、水木しげるさんの描いた日本古来の伝説(妖怪)ではなく、在日韓国脳人の考え出したというか、彼らの心を絵に描いたような、目が5つある精神分裂症のキャラクター。平栗注)
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狂った(日本)社会の中で正気を維持するには、
○ 頑なに宇宙の法則に従う
本稿「第1話 狂った世界から距離を置く」で取り上げたルイコフ一家はシベリアの奥地という孤立無援の環境で、まさに大自然と一体となって生きた。これが玉蔵さんの仰る「宇宙の法則に従う」でしょう。
○ 在来種純粋日本人の教え、例えば「日本昔話」に順応して生きる
アーミッシュという人たちは、「日本昔話」ではなく「聖書」の教えを守り、忠実に生きている。これがもう一つの救済の道。
アーミッシュ【Amish】:キリスト教プロテスタントのメノー派の一派。また、その信徒。スイスのアマン(J. Ammann1644頃~1730頃)の創始。迫害を避け、アメリカのペンシルヴァニア州や同国中西部、カナダに移住、地域共同体を形成。電気・自動車など現代技術文明を厳しく制限する簡素な生活と平和主義で知られる。広辞苑 第七版 (C)2018 株式会社岩波書店
こういう生き方が、玉蔵さんの考える解決策(愛ある態度で人に接する)のことではないでしょうか。
第1話 狂った世界から距離を置く
○ 古くは「首陽山に逃れた伯夷叔斉」の話があります。
伯夷叔斉とは殷の処士で、伯夷が兄、叔斉が弟。臣である周の武王が君である殷の紂王を討つのは道徳に反する、といさめたが聞き入れられなかったため、周の食べ物を拒んで首陽山に隠れ、ともに餓死した。
○ 40年以上もシベリアの奥地でひっそり暮らし第二次世界大戦の存在すら知らなかった「ルイコフ一家」 2016年08月30日
https://gigazine.net/news/20160830-lykov-family/
<引用始め>
1930年代にソ連当局からの迫害から逃れるために、人里離れたシベリアの森の奥深くに逃げた「ルイコフ一家」は、40年以上の間、世界とのつながりを一切絶った状態でひっそりと生活を続けていました。過酷な環境の中、世間と隔絶した生活は、深い信仰心がもたらしたようです。
For 40 Years, This Russian Family Was Cut Off From All Human Contact, Unaware of World War II | History | Smithsonian
http://www.smithsonianmag.com/history/for-40-years-this-russian-family-was-cut-off-from-all-human-contact-unaware-of-world-war-ii-7354256/
1978年、ロシアのシベリアで地質調査をするために飛行中のヘリコプターがタイガが生い茂るシベリアの密林で、着陸する場所を探している途中にわだちのようなものを発見しました。クルーたちは形や大きさを検討した後に、人間が居住用に作った庭ではないかという結論に達したとのこと。しかし、この場所は、最も近くの人里から150マイル(約240キロメートル)以上も離れた僻地であり、当時のソ連当局が住人を把握していない場所だったため、非常に大きな驚きを与えました。
野生動物以上に危険な存在ととらえられた人間を探索するために、科学者たちはその場所から10マイル(約16キロメートル)ほど離れた場所に拠点を構えて調査がスタートしました。調査をリードした地質学者のガリーナ・ピスメンスカヤ氏は、探索は晴れた日を選んで行い、友好を示すための贈り物を片手にしつつも、ピストルを携帯していたそうです。調査ではジャガイモを乾燥させている樹皮でできた容器など、人間の活動する痕跡が見つかり始めたとのこと。そして、ついに小川のわきに建つ小屋をピスメンスカヤ氏は発見しました。
ビスメンスカヤ氏が低い場所に取り付けられたドアを開けると、突然、目の前に裸足の老人が現れたとのこと。やや怯えるように見えた男性の老人に対してビスメンスカヤ氏が、「こんにちは、おじいさん。あなたを尋ねてきました」と呼びかけたところ、しばらく間をおいてから、「はるばるここまで来られたのです、中へお入りください」と老人は話したそうです。
案内されたピスメンスカヤ氏が小屋に入ると、床にはジャガイモの皮とナッツの殻が敷かれており、薄暗いこの小さな部屋で5人家族が暮らしていることをピスメンスカヤ氏は知りました。しばらくの沈黙の後、中にいたある女性はヒステリックに叫びだし、またある女性は「神様。私たちの罪です。私たちの罪です」と祈り始めたとのこと。小さな窓から入る光で照らされた二人の女性の恐怖が浮かぶ目を見たとき、ピスメンスカヤ氏はできる限りすばやくそこから退去しなければいけないと気づいたそうです。
科学者一行は急いで小屋から数メートルはなれた場所に待避したところ、約30分ほどして小屋のドアが開き、老人と二人の女性が近づいてきました。まだ用心深く、恐怖がぬぐいされない目をしながらも、非常に好奇心に満ちた不思議な様子で、なんと「私たちはそれを許されていません」と小さくささやきながらプレゼントとして渡したパンとジャムを返したそうです。ピスメンスカヤ氏が「あなたはパンを食べたことがあるのですか?」と尋ねると、老人は「私は食べたことがあります。ですが、彼女たちは食べたことはありません」と述べたそうです。
科学者たちが時間をかけてこのシベリアのはずれにある小屋をたずねたところ、老人の名はカープ・ルイコフ氏で、17世紀から変わらないロシア正教会古儀式派の信仰を持つ男性だと分かりました。ピョートル大帝時代から迫害されてきた宗派の歴史をすらすらと話すルイコフ氏は、当時のソ連が行っていた宗教弾圧を受けていたとのこと。1936年に共産党の秘密警察に兄弟を射ち殺されるという事件のあと、家族をつれてシベリアの森に逃げ出したそうです。
当時ルイコフ氏は、妻、9歳の息子と2歳の娘を連れて4人で逃げ出しました。シベリアの森を切り開き小屋と作物を栽培したルイコフ一家は、1940年、1943年に大自然の中、新たな子どもをもうけています。しかし、1950年代後半には食料となる動物を捕らえることがなく、またニンジンなど栽培していた野菜を野生動物に荒らされるなど、食糧不足の時期を迎えたとのこと。そして、子どものために食料を分け与えていたルイコフ氏の妻は1961年に死亡したそうです。
粘り強くルイコフ一家を訪れた科学者一行が持っていた透明セロハンを見た子どもたちは、「ガラスなのに曲がる」と興味を示したとのこと。遠く、世間から隔絶された山奥で暮らしていたルイコフ一家は1936年から発見されるまでに世界で起こっていたことをまったく知らず、第二次世界大戦とも無縁の生活をひっそりと送っていました。しかし、聖書を学習することで子どもたちはみな読み書きができたとのこと。「暗い荒野に一人で出ると怖くないの?」と尋ねる調査員に対して、「私を傷つけるものがここにはあるでしょうか?」と答えたそうです。
「下界」との接点を回復したルイコフ一家でしたが、1981年には4人の子どものうち3人が栄養失調や肺炎で死亡したとのこと。子どもたちを救おうと、救急ヘリコプターの要請を受けたルイコフ氏は、「人はみな神の許しのもと生きているのです」と述べ、申し出を拒絶しました。2人家族になったルイコフ氏は町に移り住むように説得されましたが、断固として拒否。1988年2月16日についにルイコフ氏は息を引き取ったとのこと。この日はルイコフ氏の妻の命日の翌日だったそうです。ただ1人となったルイコフ氏の末の娘・アガーフィアさんは、依然としてシベリアの森の奥での生活を続けています。
<引用終わり>
第2話 アーミッシュの如く
人里から隔絶された山奥にこもるという遁世(俗世間との関係をたつこと)ではなく、俗世間のまっただ中で集団で暮らし、自分たちだけの精神・魂を守る為の物理的空間を作ることで、俗世間と必要最小限の関わりを持ちながら、自分たちの純粋性を保持して生きていく。
第3話 第三の道 身の回りに自分の聖地を見つける
首陽山やシベリアへ行くとか、アーミッシュのように周囲の社会から孤立した社会を集団で営むという選択は、韓国脳日本では不可能です。
ロシア人やアメリカ人のように、そういう人たちを放っておいてくれない。正常な人たちを貶めたり・からかって面白がることで自分たちの存在を自覚するしかない人性(人の本然の性)なのです。そういう韓国脳感覚で作られた現在のテレビで流れる下世話な番組に、そんな彼らの身上を見ることができます。
関東には、かつて武者小路実篤(1885~1976)が興した「新しき村」という日本版アーミッシュがありましたが、広まらなかったようです(現在でも数軒あるようですが)。
新しき村:武者小路実篤が調和的な共同体の理想実現のため、1918年(大正7)宮崎県児湯郡木城村(現、木城町)に建てた生活共同体の村。39年(昭和14)埼玉県入間郡毛呂山(もろやま)町に分村移転。広辞苑。
「日本昔話」のような世界とは、もはやこの狂った韓国脳社会ではSF(空想科学小説)の世界に等しい。今や正常と異常とが逆転しているのが、この日本社会なのです。
そんな社会環境の中で、バイブルを読むだけでは「在来種純粋日本人としての自覚に浸る」のは難しい。私の住まいなんて、私以外周囲全員が外来種ですから、一歩、部屋を出れば、日本昔話や聖書のような清い思惟は雲散霧消してしまう。
<第三の道(蓮の花)>
しかし、早い話が「泥中に咲く蓮の花」になれば良いということであれば、むしろ、韓国脳の空気が濃い、韓国脳という汚泥の中にこそ光明への道が見えてくるはず。
この薄汚れた韓国脳社会のなかで、大自然の英気を養い、聖書や日本昔話のようなバイブルを座右の銘として毎日を生きることで、宇宙の気宇(気がまえ・心のひろさ)になりきることができる。韓国脳という泥に塗れることなく、在来種純粋日本人性をclarify(明らかにする・浄化する・澄む)していくことができるにちがいない。
幸い、
① 私には5年間の大学日本拳法時代(の思い出)がありますので、その肉体的・精神的感覚を思い出し・手づるにすることで「宇宙の法則」に接することができる。
② また、日本昔話のような、バイブルとなり得る本もたくさんある。この点では、韓国人に比べて日本語環境というのは大きな恩恵があるといえるでしょう。例えば、
「日本昔話」
「一万年の旅路」ポーラ・アンダーウッド
→ アメリカン・インディアンや縄文人という純粋民族に共通する「素の心」を知ることができる貴重な本です。
「浅草博徒一代」佐賀純一
→ 在来種純粋日本人の日本語の美しさも味わえます。
「五輪書」(1644年)宮本武蔵(1584~1645)
在来種純粋日本人社会とは、全員が兄弟という環境(縄文時代)で生きてきたので、ことさら哲学や思想など不要でした。そんな中で、唯一無二ともいえる在来種純粋日本人的なる哲学書(バイブル)が「五輪書」なのです。ドイツ人カント(1724~1804)によって撚り出されたゲルマン民族のバイブル「純粋理性批判」(1781年初版、87年改訂版)と東西の双璧を成す、両民族のバイブルといえるでしょう。
大阪万博だの韓国脳政治屋や韓国脳警察の瀆職・裏金・領収書の偽造といった汚らしい組織的犯罪なんぞを(情報として)見たり聞いたり読んだりしていると、こちらまで頭がおかしくなってくる。
まともな社会で1パーセントの不正義というなら、うどんや蕎麦に入れる薬味と同じで、善き効果があるのですが、今の日本は九割方が韓国脳汚濁社会なのです。
しかし、
③ 私がいま滞在する町には、
○ 立派な宗教施設があり、参詣する人たちの清純無垢な顔を見ることで在来種純粋日本人を実感できる。
○ 近くのスーパーで時折見る、無邪気な子供たちの姿・仕草で。
○ 建物も調度品(机や椅子等)も1930年(昭和5年)から全く変わらない国宝ともいうべき大学図書館(環境)で本を読める。また、50年前、私が浪人・大学時代に読んだ本の多くがここの書架(蔵書)にはぎっしり詰まっているので、それらを手にすることで、本の内容はもとより(在来種純粋日本人社会であった)旧時(1970~1980年代)を彷彿させてもらえるのです。
市の図書館などは、新刊書の購入が仕事になっていて、古い本を片っ端から廃棄処分にしているし、その環境自体もチャラチャラしているので「聖地」にはなり得ないのです。
日本中、どこの大きな町でも同じかもしれませんが、この町も御多分に漏れず(例外ではなく)、「在来種純粋日本人を何でもそうかいという隷従頭にしよう」という人たちによって、役所も市の図書館も警察も、すっかり韓国脳化しているのはやむを得ない。
しかし上記三つを、今の私の聖地・神殿とすることで、私なりの在来種純粋日本人としての正気(人性)を維持していけるのです。
まあ、世の中、毎日パチンコ屋に通うことでその人なりの正気を涵養している、という人もいるわけで、人それぞれ、これが絶対というべきものはない、とも言えるのでしょうが。
2025年04月23日(水)
V.1.1
2025年04月25日(金)
V.2.3
平栗雅人
「私の首陽山」に生きる V.2.3 @MasatoHiraguri
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