サクッ!と異世界生活
白夜
第1話
「はい。転生なう、っと」
なんやかんやあり俺は転生した。
中世時代の異世界だが、時代に合わない技術が存在する。
言ってしまえばナーロッパだと思えば良い。
この世界での俺の役割はぶっちゃけ何もない。
強いて言えば天寿を待っとうすることだろうか。
ちなみに神様とは会わなかった。
いかにも神様が登場しそうな空間に本だけがポツリと置かれていただけ。
正直言ってポカンとしたよね。
ここに来て何もないのかよ!ってさ。
だけどまぁ、居ないものはしょうがないって話で。渋々本を読んでからここに来たってところだ。
本の中身?あれはただの説明書だったよ。
金の数え方とか、危険な場所なんかが、かたっくるしい文脈で書かれてるクソつまんない内容。
役には立つけど、読んで覚えられっか!ってなもんよ。
まぁ、それは良いんだ。
それよりも問題なのが、ここどこだかわかんねぇのよ。
左右見回しても森ばっかで、出口1つ見えやしねぇ。
……俺もしや、ここで飢え死ね?
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