第9話紳士のマナーと男の欲望のために

13歳を過ぎた頃から、 ロジャーはあの子という話をする。

あったこともない子なんだが ロジャーの中では存在するらしい…

頭良すぎると 幻覚を見るのか?

友達としては少し心配になるが、やつの 頭がいいのは俺も感心するほどだ… 最近 人工心臓に力を入れているらしいが近々日本に行くと言う。

新しい考え方を直に聞きたいと1ヶ月ほど予定を組んでいる。

よく俺にお前は人工ではなく 生物的に心臓を作り出せと 無理を言う。

まあ自分の細胞から自分の臓器 作れたらすごいけどさ〜ジョークか?

まじか?せめて心臓の謎を解けって せめてって問題じゃないと思うんだけど…

まあ俺も、 生物 、遺伝子 、免疫化学 世界中にある物質や元素については勉強して楽しいと思ってるから…

そこから 手っ取り早く 薬に入ってるんだけど確かに自分の細胞から臓器 作れるだろうけど 倫理的にどうなんだ…俺が生きてるうちにできることか?

お前が 研究 すればいいだろうと言うと 時間がかかりすぎる!ってさ俺はいいのかよ…

ロジャーは 人当たりも良くて、最近 少し大人びてきたかな?

朝ひげを剃るのがめんどくさいと言ってたやつがダンスを習いに行くぞと誘いに来た 。

何でだよ。 ロジャーが言うには お前は女の子にダンスを誘われるということがわからないのか?

触っていいと許可をもらうことだぞっ!

その時に踊れませんなんていう自分を許せるのか?

いつ?だれからだよ?と返したが…無視された。

何で誘われるの前提なんだよ?頭のいいやつが180度 ひっくり返ってんじゃないか?

一人で行けよ と言うとお前のために言ってやってるんだ… いつか僕に感謝する日が来ると返された。

忙しいからいやです!と答えると…

しばらくしてアンから聞いた話だがいいんだな?とナイフを投げられた。

ロジャーが日本から戻ってからとりあえず2人で半年ダンスを習いに行くことが決まった。

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