第6話天使がくれた時間
私の娘は 多分 完璧なんだろう。
愛らしくて、可愛くて、そしてとても優しい…親バカだけど…30歳で娘に恵まれたが 34歳の時 惜しくも次の子供には恵まれなかった。
言葉にならない思い… 残念で残念で仕方なくて涙がシトシトと 流れていた。娘の前で 取り乱してしまった私は、ごめんねと言うと娘は…ママの人生の一番の楽しみを失ったんだから、悲しんでいいと思う…
私がママを3人分も4人分も楽しませてあげるから と慰めてくれた。
マリリンが8歳のクリスマスの時はケーキを食べながら、 天使がくれた時間という映画を見ていた。
去年も見たがマリリンのリクエストで見ることになった。
クリスマスだからクリスマスの映画がいいと思うし、この映画おもしろかったからもう一度いい?と見ることになった…
お話しは大金持ちの男の人のところに天使がやってきて、ドタバタの喜劇のような家庭生活を見せさせてくれる話だけど…夢から覚めるとまた大金持ちに戻っていて彼はその喜劇のような時間を返してくれと天使にお願いする…大人が見ても人生とは 幸せとは… というお話だけど… 特に難しいお話ではないと思う。
7歳の時に見たこの映画を マリリンがもう一度見たいと思うのは 何を思ってのことだろう?と 思い…
私はこの映画のどこが好きなの?とマリリンに聞くと、この男の人は この後夢で結婚していた彼女にもうアタックするでしょう〜男の人は回り道しちゃったんだね。
でも彼女も結婚しなかったのは彼を待っていたようでしょう?
天使がくれた夢の時間で自分が本当に求めていた事に気がついてハッピーエンドで終わるのがクリスマスらしくて良かったの。
それと私の王子様もどこかで頑張ってるのかなと思って、真っ直ぐ来れるといいなと思うの…
待ちぼうけ は辛いでしょう?と聞いてそうよね〜娘の 素敵な感想にそうよね〜と納得出来て、うちの娘は最高に可愛いとさらに 親 バカ度が上がった…
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