第2日目(=^x^=)

 今日もわたし、虹色夢がお送りしよう。

 前回昨日は梅のことを紹介したよな。では、その親友である、青目空あおのめそらについて紹介しよう。

 空は美人。とっても美人。スタイルもいい。才色兼備で、なんだってできる。だが、空は梅とは違って終始真顔。喜怒哀楽を顔には出さない。いや、出せないのかもしれない。面白すぎるといっていても、黙れといっているときも、この世の終わりだといっているときもいーっつもま・が・お!!それなのに空は、売り上げNo. 1。他のねこちゃんたちに妬まれまくっている。客たちには大人気だけど。なぜ空が売り上げNo. 1なのか。ご主人様が毎日来店するからである。まあ空のご主人は我が息子、虹色望にじいろのぞむだからな。でもまさか、空が望と契約するとは。それでは、空と望の出会いを紹介しよう。


 それは二ヶ月前のことであった、、、、、、

 望が大学から家に帰ってきたとき、たまたま店の入り口から入ってきた。

「望おかえり。」

「ただいま。母さん。」

 わたしの言葉に望が返事したとき、望が空の視線に気がついた。望は緊張した様子で空に言った。

「こんばんは。ここで働いてるんですか?」

「そうよ」

 そっけない空だが、一応返事はしたぞ。

「あ、え、えっと、この子は望。わたしの息子。」

 わたしが望の紹介をしたところで、望が言った。

「僕をあなたのご主人様にしてください。」

 いや、無理だよ。空は今まで誰とも契約してこなかったんだ。無理に決まってんだろ。望、いくらお前がわたしの息子だからって、そんなに簡単には行かないんだよ。確かに空に惹かれるのもわかるけど。

 そのとき空が言った。

「いいわよ。」

「ほら、空も無理だって言っ、、、、、、てえええ!?」

 わたしは驚きを隠せない。ええ!?はあ!?なんでだよ。わたしの息子だからかぁ!?なんで望は良くて、大手企業の次期社長とか、超イケメンの有名俳優はダメなんだよ。

 空に望が笑って返した。

「ありがとう。」


 それからというもの、望は毎日ねこがるで空と仲良くやっている。微笑ましいな。そりゃあ空も売り上げNo. 1になるよな。

 じゃあまた明日。明日は売り上げNo.2のねこちゃんの話をしようかな。じゃあね。

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