第2話

気付くとそこは異世界でした。

いやまだそうと決まった訳じゃない。

ただ単に雪山の上に居るだけだ。雪山なんて日本にもいっぱいあるし地球にあちこちあっただろ。

「寒い」

そう呟き自分の体を抱く。所が

「なんじゃこりゃああああああ」

なんと言う事でしょう。さっき作ったアバターの姿になっていたのです。

「いやまてまだ決まってない」

寒いと思ったけど別にそれは気のせいでこの雪の中でも妙に寒くない。どころか暖かく感じる気がするけど別にそれは気のせいかもしれない。指も完全に女の手だけど気のせいかもしれん。

バルンバルンの胸を揉んで見る。

「ややっぱり本物だあ」

どうやら俺異世界転生したらしい。一応ズボンの中も確認する。うん無いね男の象徴。ついでにパンツ履いて無い、ブラジャーも無い、靴下も無い。

鏡みたいな。

「そうだゲームみたいな世界だし行けるか。ステータスオープン」

すると半透明なUI画面が表示された。

「うっしゃー見られる。ゲームみたい」


名前

フローズン


Lv1


種族

精霊


クラス

魔法剣士


装備

無し

質素な黒い服

質素な黒いズボン

質素な黒い靴

武器

質素なナイフ


魔法

アイスボール


ステータス

HP

10/10

攻撃力

4

防御力

3

魔力

7

素早さ

3


アイテム

説明書

ポーション



所持金

0


弱そう。説明書をタップすると紙の説明書が出てきた。

3Dホログラムみたいなお姫様が出てきてこう言った。


「この世界を救って異世界の美少女戦士よ。

このままでは大変な事になってしまいます。

この世界を救って」


こう言うとホログラムは消えた。

説明書に名前が書いてある

アクアロードより



ふわっとしてるな。

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