第50話

冬休み中の冬期保育日三日目の最終日。



旬君パパはいつものように朝旬君を送って、

帰りはいつも通り18時に迎えに来た。



18時は最終お迎え時間という事もあり、だいたいの園児は帰宅していて、居るのは数名だけだった。



いつもなら第一声が「ありがとうございました」と言って園の中に入ってくる旬君パパは、今日の第一声は全く違っていた。



私の顔を見るなり、この言葉を発したのだ。



いつものような爽やかな笑顔では無く、


ニヤニヤと人を見下したような嫌な笑いに見えた…

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