第47話
「どういう意味であんな事言ったんだろ」
幼稚園も冬休みに入り、先生達も休みに入った。
そんな訳でもう昼なのにベッドの上で部屋着でゴロゴロしている私。
「おーい。梨子先生。園児が、梨子先生のそんなグータラな姿見たら絶望するぞ」
そう言って私のベッドを背もたれにしてパソコンで何か作業しているのは、私の彼氏。
「絢斗…まだ仕事してるの?」
「え!お前今更かよ!俺今日の朝、梨子より早く起きて既に仕事してましたが。」
「あ…そうだっけ。ごめん。あ!朝ごはん」
「梨子寝てる時に適当に作って食べた。梨子の分も作ったから後で食べな」
そう言って顔はパソコンに向けたまま、頭をポンポンしてくる絢斗。
あ…なんか幸せだな。
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