第43話

「え!?こんなホールがご自宅に!?これって家族のクリスマスパーティーの規模ですか??」




旬君の家はゲストホールもあり、そのホールでパーティーがおこなわれるとか…



「最初、私も驚いたわ。でも、やはり財閥のお方は違うわね。規模が。」



「園長先生でも驚いてたんですね!去年始めて来た時、普通にホールに入っていったから…」



美咲先生はビュッフェのローストビーフを食べながら園長先生に話す。



「あぁ、あれはね。だって、恥ずかしいじゃない。一応、私園長だし…そんなビックリしてたら…フフッ」



園長は照れたように笑った。



「まぁ、人も多いですよね。旬君の塾の友達と保護者、旬君パパの会社の上層部、お得意様、旬君ママのお友達。100人いますよね…」


美咲先生はキョロキョロと回りを見渡す。




「美咲先生。そんなにキョロキョロしないのよ…。あ、そういえば林原さんの徹底してるのがあるのよ。」



キョロキョロした美咲先生を注意した後

園長は話しを続ける。




「絶対にうちの園児や保護者は呼ばないのよ。」

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