第34話
「あ、梨子先生、今度食事でもどうかな?」
旬君が他の先生とお帰りの準備をしている間に旬君パパは、私に話しかけてきた。
「え…食事ですか?」
突然の誘いに戸惑ってると…
「いや!ゴメン!誤解する言い方してしまったね!他の先生達もお誘いするよ。妻がさ、梨子先生にはお世話になってるから、是非って…。いやね、うちね毎年クリスマスパーティーをやるんだけど、そこに梨子先生も招待したいって言っててさ。」
…そっか、そういう事なら大丈夫だよね。
「あ、はい、是非。」
「あー良かった。毎年、ここの幼稚園の先生にも来てもらってたから、また皆さんで来て欲しいな。私からも近日中にお誘いしておきますね。」
「ありがとうございます!」
周りの人を良くみて、謙虚な心をもってるから社長が努まるんだろうな…
そんな話しをしてると、旬君の準備が終わり
「さようなら。」と挨拶をして、旬君と旬君パパは帰っていった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます