地獄へのカウントダウン

第27話

『あ、梨子先生!おはようございます。』




最初の印象は、爽やかな人。




『今日も、息子をよろしくお願い致します』




子供思いの優しいパパ












いつからだろう








『梨子先生、今日も素敵ですね』





最初は何も思わなかった






『梨子先生は若くていいな』





ただのお世辞かと思ったし






『梨子先生、彼氏いるの?』






ただの世間話かなとも思った







『梨子先生、ご実家大変なんでしょ?』






でも段々と私しか知らない情報まで知っているあの人に…







『彼氏、格好いいね。一流広告代理店の営業なんだってね。』








気味悪いと思い始めた

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