第17話
「あ、宮川さん、今日も来たんだ!」
50名程の名前の登録はあるサークルの中でも幽霊部員だったり、何かのイベントの時にしか来ない人達が多くて、毎日なんでもない日に顔を出すのは10名も居なかった。
その中の2名が私と絢斗だった。
だから、私と絢斗が学年が違えど顔見知りになるのはスグで。
純粋に星好きだった私達は、仲良くなるにも時間なんかかからなかった。
正直、絢斗目的でサークルに入ってる人は沢山いた。
180cmあるスラッとした身長。
細身なのに筋肉質の色気のあるスタイル。
顔も格好良くてでも笑った顔は可愛くて…
年上年下関係なくファンが多い。
性格も優しくて、男女の友達もとても多い。
普通なら絶対に知り合えない人だった。
だから、絢斗に私を認知してもらえたのも、
たまたまこのサークルに私が入部出来たから…。
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