こぼれ話・P〇kémon
「どうしよ本当に全然名前と顔が一致しないポケモンはタイプ相性まで覚えられてるのに人間はポケモン以下ってか笑えねえ冗談すぐる」
「でもヒイは全員から覚えられてるよ~?良かったね、顔合わせンときの演説でバッチリ記憶に残ったっぽい」
「それじゃ一方通行なんですよ、不平等なんだよ。わたくしヒイラギお姉さんはスタッフの方々と対等な立場でいたい!!相手がこちらを認識しているのにこちらが認識できていないとはなんと不誠実か!!えーわたくし、柊秋は誠実・潔白・真摯をモットーにこの参議院選に立候補させていただきました、どうか皆様清き一票を!!(選挙カー風)」
「そうやって口だけで言うのは簡単じゃないか~!具体的に何をするか言ってから言え~~!!」
「お声かけありがとうございます!!エ、まずわたくしが当選しました暁にはネームプレート無料配布!!プロフィール帳も交換し国民(スタッフ)の皆様の声をより身近に、より的確に聞けるようにします!!」
「聞くだけじゃダメだろ~~!ちゃんとどうするか分かってんのか~~!?」
「ありがとうございます、ありがとうございます。皆様の声を直接聞くことで、何をしたいのか何が足りないか相互に理解し、より質の高いサービスをお返しできることを約束いたします!!また、無料配布しますネームプレートとプロフィール帳は自費で行うため、皆様の税金には一切触れずに行います!!」
「今の物価じゃ相当高いだろ~!痛手になるんじゃないのか~!!」
「母の職場で大量に余っていたネームプレートをいただきます、廃棄用にかかるコストもカットできてエコ!!プロフィール帳も小学校のときに買って結局誰とも交換できなかったものがあるので問題ありません!!そんなわたくし、柊秋、柊秋をぜひともよろしくお願いします!!」
「ヒイさんと悠ちゃん、なんしてんの」
「街頭演説ごっこ」
後日、柊よりネームプレートと空白のプロフィール帳が全スタッフ・演者に配られた。
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