　「あ」

　「ア……」

　「ああああああああああああ誰だよ吉野ヶ里遺跡作ろうとか言ったやつゥ！！もう無理、もーームリッ！！！！おしまい！！！！」

　「鴻崎さん壊れちゃったや」

　「鴻崎のキチゲ解放とかガチで参ってんな～」

　「ぴぎゃ」

　「朝倉さんも壊れた……」

　「柊ィ、これ読み終わったぞ」

　「どやった」

　「なんか難しいかった。俺が本読まないのもあるけど」

　「じゃあ書き直ししまさああああああああ」

　「柊さんも壊れたかあ。これ部長責任で俺のせいにならないよね？」

　「保科先輩はなんも悪くねっす。勝手に柊が壊れたんで。へへ、ざまあ」

　「志摩、お前結構同期に容赦ないよな……。ちゃんと仲良くしてよ？」

　「してます。俺と柊のコレはじゃれですじゃれ。こんぐらいの対応が良いんすよ」

　「へ～、そうなんだ」

　「ア志摩、志摩ッ！！読んでて面白かったとこ教えて聞き忘れてたわ、フ～あぶね～」

　「やーいうっかり野郎！もいっかい読ませろ教えてやる」

　「大感謝大感激」

　「賑やかだなあ……」

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい