第3話 「足音」
これはフィクションです。
ここまで読んで頂けた事に感謝いたします。ではまず、「生臭い匂い」を感じた事についての比較的新しいお話ししましょう。私は夜間のコンビニエンスストアの時間給で働いていた頃なのですが夜間はほぼ人が来ないので店長と雑談を交えながらバックヤードに居たのですが、来客を意味するいつもの音が鳴りましたのでレジに並んだのですが誰もいませんでした。
その瞬間に「生臭い匂い」を感じて居まして、あぁ、またかと心の中で思っていましたが、業務上レジに顔を出す必要があったので冷静にレジの前に立ち落ち着きを払っていましたが・・・「ビチャ」「グチャ」など水気の孕む音が店内に鳴り響き(諦めと達観を交えながら)彼?彼女?が外に出て行って貰うのを祈りました、店長は「あれ?誰もいないじゃん、ヤバ(笑い)」と私に声を掛けてくれていましたが、私はそのバイトを数日で辞めました・・・。
「何故?」「埋めない?」「やだ」などとそれから鳴り響く音と生臭い匂いが無人のフロアで連日続いて聞こえたので私がバイトを辞めてしまいましたが店長は優しく励ましてくれて頂きました、もしかしたら何らかの解決方法があったのかも知れないと今でも気に悩みます。
聞いた話と匂いに基づく物なのですが・・・ @konekotoosake
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