第8話 WEB小説「攻略動画」発見?

Web小説を投稿しよう。

今、人気があるらしい「婚約破棄もの」を、自分なりに書いてみよう。


そう決意してから、**1ヶ月半**が過ぎた。


 


アイデアは出た。

テンプレ要素も詰め込んだ。

プロットの大枠も、それなりに考えたつもりだった。


だけど――


これ、もう無理なんじゃないか?


 


それは敗北宣言のようで、

1ヶ月半分の努力が全部無駄になるようで、

ものすごく苦しい気持ちになった。


でも。


ここでこねくり回して、つぎはぎだらけの物語を無理やり仕上げるほうが、もっと無駄な気がした。


 


だから、この物語を、「捨てる」ことにした。

 


そして改めて、「Web小説とは何か?」というところから見つめ直してみようと一番最初に立ち返ってみることにした。


なぜ書かれて、なぜ読まれ、なぜ売れるのか。

どうやって、作品を世に出していけばいいのか。

その全体像を、自分はちゃんと理解できているのか――。


そこを確認するために再度ネットを漁った。


これまではネット記事を中心にしていたが、今回はYouTubeを中心に探し回ってみた。


YouTubeには有益な漫画の描き方情報や物語の組み方、脚本の書き方などの情報は結構ある。


そんな時、「WEB小説で書籍化を目指す」ことに特化したYouTubeチャンネルに出会った。



それが、「初枝れんげの小説家になれるチャンネル」だった。


 

初枝れんげ先生は、実際にWeb小説から書籍化・コミカライズまで行き着いた現役作家で、このチャンネルでは、書籍化するまでのプロセスを4年前から丁寧に記録・解説している。


 


その内容の濃さ、分かりやすさに驚いた。


ここまで具体的に現役の作家が「Web小説の勝ち筋」「やってはいけないこと」「タイトル・ジャンル・あらすじの考え方」まで語っている動画は、今まで見たことがなかった。


しかも、ただの推論や願望論じゃない。

実際に成果を出した人が、体験を踏まえて話しているから説得力が段違いだった。


 


自分なりに「いろいろ調べてるつもり」ではいた。

でも、まだまだ自分の知らないことだらけだった。


 


特に印象的だったのは、


> 「“読まれないのは才能がないから”ではなく、“読まれない形で出している”だけかもしれない」


という言葉。


まるで、自分のことを言われているようで、グサッときた。


 


「何を書きたいか」も大事だけど、

「どう読ませるか」「どこで刺すか」「なぜ読まれるのか」を考えなければ、

この世界では**届かない**んだと。


 


それでも、救いもあった。


“戦略を学べば、届かせることは可能だ”という確信が、このチャンネルにはあったからだ。


何より先生のチャンネルの趣旨は「再現性のあるメソッドをみんなに公開していく」ことだからだ。

 


次回は、ここで得た学びの中から、自分がまず取り組んでみようと思ったことを書いてみたいと思う。


 


つづく。

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