第二回大暴力小説大会
あきかん
1~10まで
投稿順だと思われる1~10作品の長文レビューが出来たので、この中から個人的なイチオシを上げる。
『二の舞』著 惟風
本作品は、まず主人公がDVを受けていた思い出が語られる。なるほど暴力だ。そして、徐々に不穏な雰囲気をまとい始めて、最後には自分自身がDVを無自覚にふるっていることが書かれている。
要約するとこれだけなのだが、確かな筆致で引き込まれていく面白さ。最後には自身が二の舞になっていることを読者に示す饒舌さといい、自主企画のテーマに沿った素晴らしい短編だった。
個人的にはこれが大賞候補筆頭だと思っている。
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