嘘から始まる唯一の接点
笹木ジロ
嘘から始まる唯一の接点
今日の晩御飯は天ぷら。私は蕎麦で食う。天ぷらと蕎麦は素晴らしい組み合わせだ。蕎麦の味わいに更なる昇華をもたらす。そう個人的に思っている。目の前の妻は、白米と、天ぷらになる前の具材を食していた。
今日の晩御飯は牛肉のステーキ。私はパンで挟んで食う。キャベツやトマト、チーズも共に挟むなど、味以上に嗜好性が高く、組み合わせによって多種多様な表情を見せてくれる。目の前の妻は、白米と、ステーキをおかずのように食していた。
今日の晩御飯は焼き鮭。私は白米で食う。豆腐とわかめの味噌汁、そして、カブの漬物と相性が良い。なんだかんだと言いながらも、私が最も安心できる献立かもしれない。目の前の妻も、白米と、焼き鮭をちびちび箸で摘まみながら食していた。
妻と私の献立は、同じ時もあれば違う時もある。そして、それを我々は互いに許容していて、ごく自然な家庭の風景として溶け込ますことに成功している。好きなものを食べれば良い、そう妻は言ってくれる。別段、料理の当番は決めていない。思い立ったほうが、気分に委ねてふたりぶんを用意する。
これが愛のかたち、というのは少々大袈裟かもしれない。それでも、この自由気ままな暮らしが好きなのだ。もちろん、それを良しとしてくれている妻も。そんなふうに耽っていると、だんだんと気恥ずかしくもなる。
「ユウキくん、ちょっとだけいいかな?」
中学校の生活も二年目を迎えようとする頃、ひとりのクラスメートの女子に話しかけられた。彼女のことを、私はあまり知らない。会話も数回程度、どの場面も思い出せるほどの回数。それほどの仲に過ぎない。突然のことだ。どのような用があって、私に声をかけたのかと身構えた。だが、その内容は私の心を躍らせるものだった。彼女は、とあるハンバーガーが好きだと言う。それは、私がこの世で最も愛して止まないハンバーガーだ。これの意味するところは、我々は共通の嗜好を持ち、味覚も似通っているという、要するに同志ということだ。
ワイルドコングバーガー、私の行きつけのハンバーガー屋であり、昼食でもかなりの頻度で利用していた。チェーンではなく、個人店。あえて雑に打ち付けたかのようなダークブラウンの板壁には、幾つものカラフルなプレートで装飾されている。ハンバーガーを掴み、不敵に笑うゴリラの看板。家から中学校までの道中にあるものだから、昼食として買っていくには便利なことこの上ない。最初は看板のゴリラに興味を持ったことがきっかけだった。それまでは、購買やコンビニのパンで適当に済ませていた。現在では、毎日のように通っている。初めてそのハンバーガーを口にしてから今まで、ずっと私は魅了され続けているわけだ。
彼女もまた同じく愛好家だと言う。我々はそのバーガーの魅力について語り合った。これをきっかけに、学校帰りもよく一緒となることが増えることとなる。とは言え、彼女は「家に食事があるから」という理由で店に寄ることはなかった。同志であれば、休みの日に誘おうかとも思ったが、そこまでする仲とも思えない。結局のところ、彼女と店に行くことは一度もなく、中学校卒業も現実的な実感に変わる時期となる。
彼女のワイルドコングバーガー愛は本物だ。私以上に詳しく、全メニューを制覇しており、味のレビューは精緻でありながら容易に想像力をかき立たせる力がある。その弁も、期間限定商品を追う行動力も、愛好家という以上に、彼女には一種の才能のようなものさえ感じた。だが、悲しいことに、私はそのすべてに付き合うことは叶わない。勉強をする気はなかったが、それでも友人付き合いや、他の趣味などで、どうしても時間が足りない。しかしながら、彼女に対し、いい加減に接することも忍びない。「君との会話は楽しい、けれど、毎回は付き合えない」と伝えた。彼女を傷つけてしまうかと恐れもした。そんな私の心配に反し、彼女は少しの間を用いて熟考し、やがて、なにかを思いついたように明るい表情で話し出す。
「ユウキくんに伝えきれないぶんは、SNSにでも投稿しようかな、ひまなときにそれを覗いてくれたら嬉しい」
予想外の提案だ。それでも、どこか心が温かくなる感覚をおぼえる。同志の熱意に共感したということもある。情熱をかたちに残そうとする彼女の行動力に敬意も感じる。だが、それ以上に、こうも無邪気に私との接点をつくろうと試みる彼女に惹かれたのだ。「どうかな、どうかな」と楽しそうに返事を待つ彼女を見て、咄嗟に私は本音を口走る。本音と言っても、真なる気持ちの、ほんの一部だけであって、無意識の湖から、やっとの思いで掬い上げたひと溜まりの言葉だ。
「同じ高校に行きたい」
それ自体に意味があるのかはわからない。別々の道であっても、いまの時代、そこまで障害とはならない。ただ、わかることは、この時間がこれからも続いてほしいということだ。なぜ続いてほしいのかまでは考えていないし、答えも見えない。私は、自身が放った言葉を自身で深堀する。彼女の「いいね、そうしよう、そうしよう」という軽快で柔らかい返答によって、現実に引き戻された。なんて優しい現実なんだ、そう思えた。
高校の昼食も、相も変わらずワイルドコングバーガーの新作を広げていた。近所の高校を選んだので、この味と離れずに済んでいる。この近辺は、都会とまではいかずとも、それなりに栄えている。ゆえに、不便はない。彼女も同じ高校に進んでいた。約束を守ってくれたのだ。そんなところに好感をおぼえる。
驚いたことは、ワイルドコングバーガーが繁盛していることだ。私が中学の頃は、単なる個人店だった。二号店を出すという話も耳にはしていたが、噂に過ぎない、そう聞き流していた。だが、どうだろう。いまでは、都心部に二号店、三号店と構えている。更なる店舗拡大という話もある。あながち、あり得ないこともない。そう思える勢いだ。だが、驚いたというのは、店の勢いについてではない。その拡大に、大きく寄与している彼女の功績に対してである。
彼女が中学時代に話していたSNSが、大いに注目されていたのだ。ワイルドコングバーガーの製品やら、内装やら、企画やらを呟くだけのアカウントではあるが、その狭いながらに濃密な情報が支持されている。そして、その細長くも鋭利に尖れた矛は、会社にとって大きな武器となったわけだ。会社は彼女に広告塔として案件を与え、その彼女の発信はユーザに対して意欲を促している。
「ユウキくん向けに、いろいろ書いていただけなのにね」
「なんだか、こんなことになるなんて、たいへんじゃない?」
「ううん、無理のない範囲でやってるから、いまでもユウキくん向けってのは変わらないよ」
彼女の呟きを見る。二種類の期間限定メニューについて書かれている。Aはソースが濃厚で、チリとマヨ、ほのかにヨーグルトの風味、ドネルケバブが好きな人には刺さること間違いなし、マヨが苦手な人はBの和風ソースが、そんな具合に綴られている。私はガツンと重い味が好きなので、Aのほうを試してみようか、などと、私でも参考にしているほどだ。そして、それを彼女に伝えると、嬉しそうに微笑む。
「そういえば、来月あたりに新商品出るんだっけ、もう試食とかしてたり?」
「ううん、そういうのはないよ、商品が出ても、二週間は空けてからレビューするようにしてるんだ」
「すぐじゃないのか、なんか理由でもあるの?」
「ない、ないよ、ただのこだわりだよ」
ワイルドコングバーガーも彼女も大盛況。そんな日が続く高校生活。私は部には入らず、同好会でサッカーを楽しんでいる。サッカー部もあるのだが、経験者限定、かつ入部試験があると聞いたのだ。なんだか堅苦しいなと、それなら同好会で良いなと、それでも十分に楽しく過ごしている。ただ、そんな私でも、ハンバーガーばかりを食している食生活には、些かの不安もおぼえるものだ。かと言って、学校の健康診断ではなにも言われず、真実はわからずじまいだ。それを母に伝えても、「おっさんみたいな悩みだね」と笑われる始末。だが、ハンバーガーをやめるわけにはいかない。好き好んで食していることも事実だが、いまではそれ以上の存在に思えて仕方がない。
それに引き換え、彼女はほどよく痩せていて、私から見ても栄養が行き届いているように思える。私も運動の成果か、痩せているほうではあるが、彼女と私とは違うように見える。色白で、滑らかな肌、汚れひとつない純潔、大げさに言えば生まれたばかりの赤ん坊のようだ。一方で、どこか儚いような印象もある。方法はわからないが、私以上のワイルドコングバーガー愛好家がここまで体型を維持していることは、素直に尊敬できる。
「身長、一七〇は超えたけど、このぶんだと一八〇には届かないかなあ」
「十分高いけどなあ、わたしから見たら、一七〇も一八〇も変わらなく見えるよ」
しばらく談笑した後、彼女は席を外すと言い、学生鞄からポーチとスマホだけを拾って、屋上から校舎に戻っていった。時間を持て余す。スマホを見て時間をつぶそうかとも考えた。意図もなく無意識にアプリを開き、なにをしようかと開いたあとで考える。その自身の行いに、言いようのない嫌気をおぼえ、スマホを仕舞う。彼女の鞄は開いたままだ。その中に、見覚えのある用紙を見つける。それは彼女の体質について記された用紙だ。
小麦。
その二文字が目に飛び込む。ほかにも、縦の一覧に色々と書かれているが、良く見えない。小麦と書かれた行も、同じく見えづらいが、なにやら仰々しく書かれているように見える。拾って眺めることもできようが、そうはしたくない。見る気はなかったからだ。たまたま目についただけなのだ。言うなれば、動画サイトで好きな漫画のネタバレを見つけてしまうような、まさにそれだ。悪気はなかった。心臓も冷たくなる感覚がする。
幼少期に同じものを見たことがある。私は体質上、一部の果物が食べられない。過去に二度誤ってそれを口にして、救急車で運ばれたことがある。小学生のころの話だ。いまでは、私の体質がどうなっているかはわからないが、あえて口にすることもない。それと同じだとするならば、彼女は小麦を口にできない体質だということになる。それを一方的に、彼女からではなく、事故によって知ってしまい、深く重い罪悪感を抱く。
であれば、彼女がハンバーガーをなぜ食せるのか、不思議でならない。問題ない程度だったのだろうか。だが、軽度であっても、口や喉は腫れるであろうし、もはや程度の問題ではない。では、用紙が嘘であるというのはどうだろうか。もしくは、結果がどうあれ、実際のところは影響がないこともある。そう考えられもするが、彼女が個人的に検査している以上、なにか思うところはあるのだろう。
無理しているということか。彼女が日々ハンバーガーを食していることは間違いない。それを実際に見たことはない。見たことはないが、彼女の呟きからは、実際に口にした感想であることが伝わってくる。感覚を巧みに表現した圧倒的な現実味があるのだ。やはり、無理を強いているのか。理由はまったくわからない。中学のころ、彼女からワイルドコングバーガーの話題を振られた。あれからずっと続けているなら、彼女のからだが心配でならない。いっそ、知ったことを打ち明けるべきか。それから、止めるべきか。どちらもすべきかもしれないが、どちらも私にはできない。いまが壊れる、それがこわくてならない。
やがて、校舎から彼女が戻ってくる。楽しそうに、軽い足取りで、パタパタと。彼女を見て思った。やはり、できない。臆病な私を赦してほしい。
高校も卒業が見えてきた。やりたいことも決まっていない。とりあえず、大学に行き、それからどこかに就職するのだろう。大学もこだわりはない。こうも、将来に目標を持てずにいるのはなぜだろう。守るべきものがないからか。他者も、自身も。
守るべきものと言えば、青臭いことを抜かすなら、たとえばそれは恋人だろうか。私の高校生活には恋人は不在だった。同好会も充実していたし、友人にも恵まれた。なにより、彼女の存在があったので、なんとなく異性の特別な相手を欲することもなかった。彼女と言えば、あの屋上の一件以来、私から一方的に距離をとってしまっている。意識的に、ではない。しかし、そう感じる。疎遠にはなっていない。会うこともある。だが、以前とは違い、漠然と、彼女に対して遠慮をしてしまっている自分がいる。
守るべきものと言えば、洒落臭いことを抜かすなら、自分自身だろうか。しかし、臆病な私にその価値はあるのか疑問だ。私の粗末なふるまいは、彼女をきっと困惑させてしまっている。ただ、この感情をどう伝えれば良いのかわからないほどに、私はまだまだ未熟すぎる。そんな自分が好きになれない。ゆえに、守るべき自分などいない。
彼女と進路の話はしていない。きっと、別々の道になるのだろう。そうなれば、自然にこの関係も薄れていくに違いない。互いにまた、別の拠り所を見つけるのだろう。拠り所。なぜそんなことを思ったのか。私にとって彼女が拠り所だったというのか。だとすると、きっと今後も彼女の呟きだけは、習慣のように眺めてしまう。そう思える。
そのような思考が漏れ出していたのか、あまりに哀愁を漂わせすぎたのか、ある時、彼女に呼ばれた。屋上だ。どのような用があって、突然私に連絡をしたのかと身構えた。だが、その内容は私の心を動揺させるものだった。
「ごめんなさい、うそついてた」
彼女のひと言目を聞き、なにに対してかわからずにいた。放課後の屋上、太陽がやけに弱々しく見える。夏の終わり、太陽もまた虫たちと同様に気力を使いきったのだろうか。まだ空は焼けていない。だが、すぐにそうなることがわかるほどに、ゆっくりと陽の光は薄くなり、屋上からの街並みは青に染まっている。
彼女はまだ続きを語らない。彼女の言う「うそ」とは体質に抗い無理をしていたことか。なぜ、それをいまになって告白するのかはわからないが、もう伝えたいことはなんとなく見えていた。心配はいらない、とでも言うのだろう。
「こっちこそ、ごめん、わかっていた、君が無理をしていたことに」
私の予想に反し、彼女は困惑している。真剣な表情でつぐんでいた口も、いまは半開きになっている。
「えっ、と、なんのこと? 無理をしているってなにを?」
「君はパンを食べられないのだろう、なのに無理に食べている、どうして」
ああ、と言いたげに彼女は俯き、再び黙ってしまう。理由をすぐにでも知りたいが、彼女のペースを尊重すべきだ。願わくは、べつにそんなことは問題ないのだと答えてほしい。あるいは、無理を強いる明確な理由がほしい。答えを知ったところで、なにになるのかは私も知らない。気軽に聞けばよいと、何度も思った。友人ならば、他人ならばそれもできたはずだ。しかし、彼女にはそうはできなかった。
「ちがうよ」
ことごとく予想を裏切られる。私の推測など、現実の前では粗雑な一例に過ぎないということか。であれば、なぜ。
「わたしはいままで、ハンバーガーを食べたことは一度もない」
困惑そのものが、彼女から私に乗り移ってくる。あり得ないことだ。食したことが一度もないならば、どうやって日々の呟きをこなすことができたのだ。あのリアリティのある内容は、実際に食べた者にしか語れないはず。それに、彼女との対話の中で、ほんの少しも違和感を抱いたことはない。だが、不思議に思っていたことはあった。彼女が実際にハンバーガーを手にする姿は見たことがない。こちらが誘っても、家に食事があると、毎回のように断られた。
「わたしは、パンを食べられないからね」
「それは知ってる、ごめん、知ってしまったんだ、ほんとうにごめん、でも、どうして」
自身の放った「どうして」が、なにに対する疑問なのか、私すらもわからなくなっている。それでも、次の彼女のひと言によって、正体不明の暗がりの一端だけでも引き裂いてくれることを願った。
「だって! そうでも、しないと、ユウキくんと、接点を、持てない」
「お、おい、なんで泣いて」
「ユウキくんのこと、なにもわからない、好みの女の子も、趣味も、通学路にある、ハンバーガーのお店が、好きなことしか、だったら、それを好きになるしか、ないじゃん」
「だって、それじゃ、からだが」
「調べたんだよ、すごく調べた、どんな味だとか、なにが出てるとか、どんな材料で、なににこだわってるとか、わたしは食べられないから、食べてるって思われるように、うそってばれないように、必死で、情報を集めた、一週間も、二週間も、かけて、いままでずっと、そうした、けれど、うそついて、ごめんって、言いたくて」
「ぜ、ぜんぜん! 大丈夫だから、心配しないで、でも、なんでいま?」
「最近、なんか冷たいから、うそがばれたのかなって、幻滅されたのかなって、こわく、なって」
私こそ、もっと彼女に謝罪するべきだ。彼女は、私からの遠慮を感じ取っていたのだ。ほんとうに申し訳ない。それに、中学からずっと、彼女は私のために重荷を背負っていたのだ。偽りの同志だったとしても、美しい嘘だ。決して、責められるものではない。
私も、彼女との接点が、ワイルドコングバーガーのみになっている気がしていた。好き好んで食していることも事実だ。だが、いまではそれ以上の存在となっていた。その接点が揺らぐことがこわかったのだ。だから、私も恐れていた。私は臆病なのだ。
仮に、仮にだ。もしも、その接点が不要であったとするならば、いまよりも強い接点があるとするならば、私も彼女も、もうこのような不安を抱えなくてもよくなるのではないか。いままでは、同志として接していた。同志というフィルターを通していた。同志でなければ、彼女は誰なのか、うまく説明できずにいた。いや、中学のころ、私が彼女を同じ高校に誘ったときから、同志としてはではなく、彼女自身を見ていたはずなのだ。あのころ、私はあまりにも未熟で、無意識の湖から言葉ひとつを掬い上げることが精一杯だった。いまでは、湖を受け入れ、身を沈め、自由に泳げることができる心地だ。
「あの、好き、です、高校卒業しても、一緒にいたい」
数秒か、数分か、あるいは一時間か。時間の感覚がわからないほどに、我々は黙っていた。だが、私はその静寂に不安をおぼえることはない。私の告白に驚き、戸惑い、顔を赤くし、押し黙っていた彼女も、徐々に表情が柔らかくなっている。瞼に半分覆われた瞳も、噛みしめていた小さな唇も、安堵と歓喜をうかがわせるように緩んでいる。
私に守るべきものはできた。彼女も、自身も。もっとも、まだ守れる力はないに違いない。それでも、将来の目標とやらは、なんとなく、漠然と持てた気がする。
「へへ、ありがとう、えっと、こちらこそ、よろしく、おねがいします」
嘘から始まる唯一の接点 笹木ジロ @jsasaki
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