第六話 クリフォート家が今ヤバいらしいです
春も終わり、さろそろ夏という時期、ここ最近当たり前となってきた毎朝のサラの髪のセットをしている時、ふと気になった事を聞いてみた
「そういえばさ、ふと気になったんだけどさ、実家……クリフォート家って今どうなってるの?」
「あーそういえばアリスって元々クリフォート家だったね」
「忘れてたの⁉︎」
「別に忘れてなんか無いよ、ただサラが"サラを奴隷館なんかに売り飛ばした割にそこまで危機的状況から脱却出来てない……いやもっと悪化した"家の子だったって事を意図的に意識から外してたってだけ」
一つ…いや二つほど聞きたいんですけど……まず、家(多分お父様)が私を奴隷館に売って、それで、未だ家は危機的状況?まず家が危機的状況な事すら知らなかったんだけど……
「アリス、理解してない感じ?」
「いや、なんとなく理解はしてるけど脳が追いつけてない感じ」
「了解、じゃあ全部説明するね、まずアリスはあの日、お義父さんに経営状況がヤバいからという理由で奴隷館に売られたのそして、買われた金額は、本来なら危機的状況から脱却出来るのに十分な金額だったの、そして、お義父さん達は新事業にも失敗して、経営状況が悪化したって訳。まぁアリスはもう私の奴隷だし、正直お義父さん達がどうなってもらっても良いんし関係ないんだけど、一応元々同じ家だったわけでアリスはどうしたいとかある?」
サラナチュラルに私のお父さんの事お義父さん呼びしてる、まぁ別になんも問題無いんだけど、なんか違和感あるなぁ、てか別に私達結婚はしてないんだけどなぁ、てかそもそも付き合ってすら無いし
「正直言ってもうどうでも良いんだよね、だって私売られたし、もう思い入れも何も無い」
そう言った私の声はひどく冷めていたと思う
もうあんな家どうでも良いのだ、確かに良くしてくれてはいた、でも本当に私を愛していたのなら、売るはずがないし、今の私はサラと暮らしてて凄く幸せだから
「そっかーそれでさ、せっかくだからクリフォート家買ってみない?」
「買うって?クリフォート家を?」
「そうそう、クリフォート家を買うの」
「買ってどうするのさ」
「そりゃあ建て直して、私達が何もせずともずっと過ごせる様にするの、要は金蔓にするってこと」
「無理だよ、そもそもクリフォート家を買うなんて、あと経営状況がヤバい?のに立て直すのも無理じゃない?」
私を売った家のことだ、地位とプライドの為なら何にでも手を出すに決まってる、それこそ奴隷館みたいな極悪非道な所にも
「簡単だよ、それじゃあ明日当たりに早速王都に行ってくる、アリスはこの前の事もあるから来なくても良いけど……どうする?」
「行く、久々にお父さんとしゃべりたいことあるしね」
「そっか、じゃあアポは事前に取ってあるから明日また王都行こ」
「分かった」
アポ取ってたんだ……てかどうするか決まってたなら別に私に聞く必要なかったんじゃ……
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馬車で移動中、王都に入ったタイミングで私は少しうなされていた
王都……うっこの前の襲われた時のことが……ま、まぁでも今回は実家に帰るだけだし大丈夫だよね、今回はどっか遊びにも行かないし、まぁまた前回見たいになってもまたサラが助けたくれるから!うん!まぁそれはそれとして……
「ねぇなんで今日はこんな格好なの?なんで首輪にリード付いてるの⁉︎」
「だって前回見たいに攫われても困るし所有者アピールだよ」
どうやら私を思ってくれていたみたいだ、でもこれは嫌なんだけどなぁ……
「それにアリスを売り飛ばしたお義父さんに今貴方の娘はこんな奴隷になりましたよって見せつけてやろうかなって、あと私の趣味」
前言撤回、サラ……そんな子だったのか……まぁお父さんにこの姿を見せつけてみたいのは分かる、どんな反応するかな〜
「だから話合わせてね、それっぽくしたいから」
「はーい」
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そんなこんなで
「「「お嬢様おかえりなさいませ」」」
かつての様にメイドが出迎えてくれた……私のいた頃より人数は減ってるけど
「ただいま、でも私はもうここの娘じゃないし、お嬢様って呼ばれる身分でもないから」
「ですが、私達にとってはお嬢様はお嬢様なので」
「そっか……それじゃあそろそろ本題に入ってもいい?サラごめんね、ちょっと話し込んじゃって」
「いいよ、じゃあ本題に入りたいから、お義父さん……じゃなくてオシリス・クリフォートさんを呼んでくれないかしら、アポは取ってあるはずよ」
「了解しました、サラ・クリスティ様。呼んで参ります」
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~読んでいただきありがとうございます。
感想や、改善点、たくさん待っています。☆と♡ぜひ付けていただけると嬉しいです。ついでに現在同時執筆中の別シリーズも見て下さると嬉しいです~
あとがき
切りどころが無かったので今回も短め、次回は商談メインだから会話多めかな?多分多めだと思います。それとなんかイチャラブ系のお話書こうとしてるのになんかこう話が難しくなってきてる……あとあんまイチャラブしてない気が……うん!触れない様にしよう!
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