第五話 今日はのんびり日和です
王都での事件の翌日から、サラの素っ気無い態度は無くなった。
のはよいのだが……逆に……
「そろそろ離れてくれない?お料理出来ないんだけど」
サラが離れてくれなくなった、サラも仕事があるはずなのに……大丈夫なのかな?昨日も一昨日もずっと私にくっついてたけど
「むーり☆」
「無理かーじゃあどいて☆」
「やーだ☆」
「そっかー………どーいーてーよーはーなーしーてーよーお料理出来ないよ!お昼ご飯なくなるよ!いいの?」
「うっ……それは……でもアリスから離れたくないし………………よし!私もご飯作る」
「あの……サラそれ、私の仕事」
「『一緒に料理作るから準備して』」
「はい」
あーもう!それずるいって、私奴隷だから反抗出来ないし……
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やっと料理が完成した、思ってたよりもサラの料理の手際が良くてビックリした……そういえばサラは私が奴隷になる前は一人で暮らしてたんだっけな?だから手際良かったのか
そんなこんなで今日のお昼ご飯が完成した、今日のお昼ご飯は『ボンゴレビアンコ』というパスタ、たまたま家にアサリがあったのと、パスタが食べたいってサラが言ったのでこれになった
「白ワイン、家にあって良かったよ」
「まぁワインは色んな料理に使うからね、ビーフシチューとか」
「確かに、まぁあると便利だよね」
「じゃあ食べよ食べよ」
サラと二人で机につき食べ始める
「美味しいね」
「そうだね、アサリ出汁が効いてる」
「白ワインもいい匂いだよねー」
二人で仲良くお昼ご飯を食べ、暇な時間が訪れる
「今日の掃除も、洗濯も午前中に終わらせたしなー何しよっかなー?それとそろそろ離れてくれない?暑くなってきたんだけど、あとサラ仕事無いの?」
「離れるのは無理かな〜仕事はこの先半年分は終わらせてあるから大丈夫」
「……この超優秀がよぉ!」
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「それで何するの、今日もうやる事ないよ?」
今もサラがくっついているがもう諦めた、というよりかは、『対抗せずにくっつかせて』って命令されたから諦めざるを得なかったと言うか……
「うーんそうだなーお庭行こ!」
「お庭?何しに行くの?」
「そろそろいい感じにお花が咲いてるはずだよ」
「どんな?」
「それは行ってのお楽しみ!」
私はサラに連れられ庭の森の中に入って行った……これ庭って言っていいのかな?流石に広すぎない?
「それでどこにお花が?」
「もうちょっと先だよ」
そこから数分歩いた先に東方の国が原産の桜が咲いていた
「すごい……綺麗……」
「すごいでしょ、アリスに見せたくて頑張って集めたんだよ」
「え……私のために?」
「うん、好きな人の為ならなんでも出来るんだよ」
「そっか、ありがとね、てかここでお昼ご飯食べたら良かったんじゃない?」
「それも良かったかもね、あーねむ……アリスーここでお昼寝してこー」
「ここで⁉︎まぁいいけど」
「よし決まり!そこの木陰行こ!」
「はいはーい」
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よく寝た……ってもう真っ暗じゃん!めっちゃ寝たじゃん!
「サラ起きて!もう真っ暗だよ!」
「んにゃあ〜もうたぁべらぁれにゃいよー」
「ザ、テンプレって感じの寝言だ……じゃなくてサラ、真っ暗だよ、迷子になるよ!庭で」
「抱っこして連れてってー」
「…………もうこのダメご主人は、はぁ行きますよー」
サラが私の背中で熟睡している、もう迷子にならない様にナビくらいしてくれれば良いのに……でもまぁ寝顔可愛いからいっか
「はむっ」
「ひゃっ!」
「ふふっアリスかーわい」
「なんで急に耳に噛みついてきたの?」
「アリスがーかわいいからー」
「理由になってない!」
なにが可愛いからだよ……ちょっと嬉しいからなんとも言えないけど……
「ほ、ほら多分そろそろ家だよ、そろそろ自分で歩いたら?」
「やーだ、そろそろ家なんでしょ?だったら家のベットまで連れてってよ」
「なんか要求増えてない?まぁしょうがないから連れてくけど」
「ツンデレー」
「降ろすよ?」
「『連れてって』」
「……はい」
うわずっる、なにそれズルすぎるって、てか別にそんな事しなくても連れてったんだけどなー
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~読んでいただきありがとうございます。
感想や、改善点、たくさん待っています。☆と♡ぜひ付けていただけると嬉しいです。ついでに現在同時執筆中の別シリーズも見て下さると嬉しいです~
あとがき
今回短めですみません、出来るだけ早く投稿したくて……二人がだんだんとイチャラブし始めていいですなぁ〜
あとそれはそれとしてネタが無い……ネタ、ネタをください……
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