第6話 肯定する戦争もある

少人数の集まりの場だが、「戦争と平和」について語る機会を頂いた。願いが叶って光栄の至りである。

フランス革命があって、アメリカの独立革命があって、ロシア革命があって、近代になった戦争と、それ以前の戦争は分けて私は考えている。

戦争は悪、悲劇、確かにそうだが、戦いの歴史が終わらない以上、私は全ての戦争を否定するものではない。歴史にもしはないと云うが、確かに時間軸は元には戻らないのだ。しかし、もしで考えて見ることも大事だ。先の大戦、ドイツと日本が勝っていたらと考えたら、アメリカの参戦は評価される。ナチスドイツベルリンを解放したのは、多大な犠牲を払ったソ連(ロシア)であったことを忘れてはいけない。トールーマンはそれに敬意を払ったであろうか、国益を優先するとしても、ルーズベルトならその事実は頭の中に置いた筈だ。

ベトナム戦争でアメリカが勝っていたら?今のアセアン、アジアの発展はもっと遅れてあっただろう。ベトナム反戦世代の私は多大な犠牲を払ったベトナムに敬意を払う。

歴史を前に進めたかどうかが、私の基準である。それはおおいにして、後から判断出来るもであるが、この基準を忘れないことが大切だと思っている。

世界経済について、関税を弄ぶ大統領、それを支持する人達、戦後の時間かけた今をどう考えているのか?色んな過ちを犯しながらも、長い目で見たら歴史は以外や正しい判断をしているように私は思う。

只、猿の惑星のようなラストもあることを忘れてはいけないと思う。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

私の歴史の見方、世界の見方 北風 嵐 @masaru2355

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る