第2話 トランプのアメリカ


 騒ぎ過ぎ!トランプのこのセリフいいセリフだ。そのままお返しすればいい。黙ってハイはイスラエルぐらい。関税には対抗関税?もっといい手がある。

 トランプの言いたいのは「俺たちがお前らを守ってやってるのに、お前たちはアメリカの赤字ばかりを増やしてる」だ。借金国家がえばってるのは、アメリカの核の傘を頼っているからだ。「アメリカさんも大変そうだから、負担を軽くして上げます」と、EUはNATOから抜け、EU独自の安全保障を考えると云えばいい。日本も安保条約を見直すと云えばいい。最高のNOだ。トランプだけでない、アメリカ国民も堪えまっせ、何かアメリカが世界から置いて行かれそうな気持になって・・。ええんやろか?になる。交渉はトランプではない、アメリカ国民である。

 対抗措置ではない、本来冷戦終結の時にすべきことだった。アメリカの双子の赤字はレーガン時代から云われていることだ。貿易収支と財政収支が共に赤字の状態を云う。貿易赤字は国際競争力の低下(売るもの少なくして、買うもの多し)、財政収支は国防費(世界中に基地を作ってアメリカNO1の維持費)の増大と減税政策(金持ち優遇)である。

 赤字をどう埋める?借金しかないではないか!借金国家がえばってられるのは先に書いた傘のことだ。傘から抜ければいいだけ。ロシアが、中国が・・か。ウクライナ・ロシアの問題は、一番はプーチンの権力欲にあるが、アメリカの安易なNATOの東方拡大にもある。中国は台湾有事に日本が関わらない限り日本との戦争はない。北朝鮮、一発撃てば、あの国は一たまりもない。アメリアは叩くだろう。何故なら簡単だからだ。小国ベトナムとは違う、国民全員が一致して戦う気はない。そのことは金正恩持も分っている筈だ、台湾問題では中国は一歩も譲らないだろうが、北朝鮮では前と違ってアメリカとは戦争はしない。見捨てるだろう。別にアメリカに頼らなくても日韓の軍事力でどうとでもなる。でないなら、何のための軍隊かになる。

 中東、イラン敵視をやめて、イスラエルに「静かにしとけ!」と云えばいいだけ、中東の紛争はそれだけでないが、かなり減ることは確実である。台湾を軍事力で中国が・・アメリカが下手な手出しをしない限りそれはない。するなら既にやっているだろう。アメリカは台湾を守るために中国と戦争する気はない。敵を作り、危機感を煽ることでしか軍事費の増大を国民に納得させることは出来ない。たまに小さな戦争をしとかないと、武器も軍隊も使えない。その餌食にされているのが、国内が落ち着かない、アフガニスタンや、イラク、シリアである。その尻ぬぐいをEUは難民問題として担わされている。

アメリカにはガーハと戦争する武器以外売るものはないと書いたが、農産物・食料を忘れていた。これにどう対応するかは明日。

これは私のあくまで私見で、他の考えを排除する気はない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る