第8話

特別ではありません

普通に暮らし、普通の生活

特別も欲しいわけではありません

多少のつまづきや、嫌なこともありました

恋愛していても、本気で思っても違うことも

ありました

でも、ずっと自分が選択して決めたこと

生きてきたこと…

元の彼が私の幸せを望んでくれた様に

私も彼や誰かの幸せを望んでいます

小さな繋がりかもしれません

私が何かを決めて誰かを幸せにするなら

自己犠牲だと思うことも止めました

ただ、自分が強くなる

守るべきもの、人を1人育てるということ

まだまだ厄介なこともあるかもしれません


幸せになれょ、と言ってくれた彼

私も彼に幸せになってほしい

私も誰かを幸せにしたい…

夫も、産まれた赤ちゃんも

私だけの力では何も変わらないかもしれません

幸せが連鎖する様に私から誰かに…

今は彼といた若かりし頃、愛されたこと

私は今更ながら思い出しました


少しだけ自分を振り返りながら

私という1人の自分を思い出してみました

1人しかいない自分、誰もそうです

1人で2人で子供を見て育てる

親がしてくれた以上に子供に愛情を注ぎ

愛情という気持ちを大切にしたいと

思いました


然程裕福な暮らしではないけれども

幸せと感じるから…私は1人だけど

1人じゃないから…


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

1人の私 真珠のピアス @sgw556881

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る